今日午前10時13分に、ちばし安全・安心メールによる緊急情報(水道水について)が届きました。「県水道局の水道水から放射性ヨウ素が検出され、花見川区、稲毛区、美浜区の各区役所では、本日午前10時30分から午後5時まで、一歳未満の乳児のいるご家庭に、安全な水道水をお配りします。ご希望される方は、母子健康手帳と水を入れる容器をご持参ください」という内容でした。午後12時42分に、一部の小学校で「井戸水をお配りします」と新たに井戸水が加わりました。検査の結果、柏井浄水場・東側施設で25日に採取された水の放射性ヨウ素が130ベクレル/kgだったそうです。その後に、26日に採取された浄水場の水の放射性ヨウ素が63ベクレル/kgに減少したため、乳児の摂取に差し支えないとの連絡があり、明日の給水車による給水はないとのこと。
 今日は市の防災無線や広報車によって、上記の情報が広報されていましたが、家によっては「聞こえない」という方も、訪問した先でご意見が寄せられました。いまインターネットが普及しているとはいえ、「緊急情報」も、ちばし安全・安心メールに登録しない限り、伝わりません。摂取についても正確な情報が必要です。

 午後4時からは、昨日に続き、稲毛海岸駅で救援募金活動に取り組みました。1時間に20,773円の募金が寄せられました。東北3県の被災地への救援募金は引き続き取り組みます。地域の訪問では、液状化で堆積した土砂の撤去と処分がまだ進んでいないところもあります。「美浜区も災害救助法に適用されたそうですね。罹災証明書を交付してもらうように区役所に行った」「そういう(罹災)証明書があるんですか」「液状化で住棟の周りが沈んでいるようだが、建物は大丈夫?」「液状化で家が8センチ傾いてしまった」など、特に被災した住宅についての不安がひろがっています。
 こうした中で、明日28日に区役所3階・総務課の隣に「災害総合相談窓口」が設置をされる予定です。罹災証明書の申請受付等を行なうとのことです。