今日は日中雨が降る天気でしたが、長靴を履いて地域の訪問を行ないました。訪問した先でも救援募金が寄せられました。医療現場で働いている方とも対話になり、「人工呼吸器の方は実施されている「計画停電」の影響でバッテリーを充電するにも9時間かかり、停電が続けば大変なことになる」や、「家の被害は特になかったが、美浜区を見てまわったら大変な状況にあることを知った」「塀が崩れかけていて、子どもたちが通る時に気をつけないと」「地震の日、子どもたちは親が迎えに行くまで学校で待機していた」「液状化対策にはどのような工法があるの」など、地震に関する話がどこでも出されます。

 団地に住んでいる高齢の方から「ガスが供給されず、お湯が出ない。10日間も…」と、党地区事務所に相談が寄せられました。「もしかしたら」と思い、すぐに相談者のもとへ向かいました。団地では地震の際に、ガスの元栓が締まり、復旧作業を行なわないとガスは使えません。復旧作業は、元栓のボタンを押して、3分程待てばガスが使えるようになります。この方のように声がかけられていない高齢者は、まだいらっしゃるかもしれません。声をかけあって、こうした方のようなケースを生まないような取り組み、あらゆるところからの見守り活動を強めなければなりませんね。

 写真は、訪問先のマンションの庭に設置されていたベンチの屋根が根元から折れたもの。揺れの大きさを感じさせます。