今日は、衆議院第一議員会館にて、日本共産党千葉県委員会の2011年度予算に関する要望書を提出し、各省庁への交渉を行ないました。昨日は、党市議団から野本信正議員・もりた真弓議員・中村きみえ議員が参加され、中村議員はブログでも報告されています。

 私は午前中からの交渉に参加しました。午前は経済産業省に要望書を提出。下請け取引を適正化し「買いたたき・単価たたき」などの不公正な取引を根絶することや、中小企業・業者への仕事確保を抜本的に強化することとして、「中小企業振興条例」の策定と具体化を国として行なうことなどを求めました。特に強調したのは、自治体が地域経済活性化の中心に中小企業をすえる対策です。所管が違いますが、「各自治体で効果が出ている住宅リフォーム助成制度など、経済対策の視点を中心に経済活性化を図るべき」と求めました。

 午後は、公営住宅とUR住宅について、国土交通省へ要望。公営住宅については入居収入基準や家賃算定を公営住宅法施行令改正前に戻すことや、「政策空き家」の現状把握と有効活用などを求めました。UR住宅については、賃貸住宅の削減・売却をやめること、定期借家制度の導入を行なわないこと、家賃値上げをやめ負担能力に応じた家賃に改めることを求めました。
 私からは、階段式住棟ふくめエレベーターを早急に設置の項目で、高齢化が進んでいる中で、ごみ出しが困難な状況にあることや地域との関わりが少なくなる実態などを示し、「エレベーターの設置を」と求めました。
 写真は、国土交通省の職員に要望する私、佐々木ゆうき。右隣は来春の県議選(柏市)の予定候補の加藤英雄さん、その隣がみわ由美県議(松戸市)です。公営住宅やUR住宅を多く抱える自治体の議員が参加しました。