今日は午前10時から議会棟で、新基本計画策定調査特別委員会が開かれ、区基本計画(素案)について、全体の構成や趣旨について、区基本計画から実施計画への具体化など、議論しました。
 区基本計画については、各区の検討会の委員のみなさん(各区の自治会や老人クラブ商店会など関係諸団体、高校・大学、公募委員)が、4回にわたって10年後の各区の将来像と施策の方向性について議論された内容が、素案として提出されてきました。防犯・防災、子育て施策の充実、高齢化社会への対応など共通したものから、美浜区では独自に、個性を高める2つの取り組みを盛り込んでいます。子育て応援や外国人市民との共生、コミュニティの再生を含めた団地の再生、幕張新都心の魅力と有効活用が掲げられています。
 個別具体的なものについては、「実施計画」の中で主な事業について工程表なども示し、施策の内容を明らかにしていきます。

 今回の特別委員会では、各区の区長も出席されていたので、全体や個別の項目について質問を行ないました。今後は素案について市民意見を募集する予定になっていますが、10年後あるいはその後の千葉市の方向を示す計画にするためには、より多くの市民の方々の意見が必要です。同じ委員である野本議員とともに、より広範な市民の意見を集められるよう、アンケートの実施などを求めました。特別委員会の委員のほとんどから意見が出され、12時半ごろまで委員会が開かれました。やはり今後も午前中だけでは厳しくなりそうです。市と区の今後を見据えた計画なだけに、時間が必要です。
 写真は、各区の基本計画の素案です。

 夕方からは、夜間中学について市川市立大洲中学校を視察し、夜間中学の取り組みと、実際の授業の様子を伺いました。