昨日、仙台市から山形県山形市へ移動しました。山形県は夏の最高気温を記録していたところで有名ですが、いまは岐阜県多治見市の観測史上最高の40.9度を2007年8月に記録し、トップの座を退きました。しかし良くない記録です。外での作業や運動は控えなければ、命にかかわる問題となってしまいます。

 山形県の視察では、県立中央病院の病院改革プランについての視察を行ないました。2003年に地方公営企業法の全部適用に移行し、病院経営の「効率化」のための計画を持ち、病院改革を進めています。
 地方公営企業法とは、自治体が運営する病院事業などの公営企業の組織や財務についてや、従事する職員の身分など公営企業の経営に関する基本的な基準を定めた法律です。すべての規定を適用する「全部適用」によって、組織や人事などについての権限が病院事業管理者に移行することで、公営企業としての独立性が強化されます。今日は、県立中央病院の「全部適用」後の主な取り組みについて伺いました。