今日午後から、千葉市の新基本計画策定について、調査する特別委員会、新基本計画策定調査特別委員会が開かれました。6月議会中に設置され、初めての委員会でした。今から11年前に策定された基本構想に基づき、翌年に策定された基本計画「ちばビジョン21」から10年が経ち、少子高齢化や人口減少社会、財政状況の悪化などが急速に進み、これに的確に対応するために、新たな基本計画、10年後の千葉市を展望した計画にするために、今年度に素案作成、原案を作成し、年度内に案の決定がされ、パブリックコメントを経て、議会の議決を得て、策定という流れです。この策定の流れの中では、様々な部会も開かれますが、議会としても新基本計画への意見、議論を当委員会で行います。

 千葉市の独自性・個性を打ち出すのになかなか頭を悩まします。掲げている内容は、市の名前を変えれば、どこにでも通用する内容です。千葉市らしさを出すためには、議会も市民のみなさんと一緒に、意見を交換する場所も必要です。
 10年先の千葉市がどうなっているかは誰も予測はできません。その年毎の情勢の変化もあります。「福祉のまちにする」という1つの柱があり、揺るがないものを持っておくことも、らしさと言えるのではないでしょうか。

 いま、千葉市は「新基本計画」に対する市民意見の募集を行っています。今後の千葉市を考える機会となりますので、千葉市のホームページにアクセスしてください。

 写真は、市役所の隣にある「みなと公園」の「舞妃蓮」です。池の真ん中にあって、遠くなってしまいました。「舞妃蓮」は、昭和41年に大賀蓮とアメリカ黄蓮を交配させて作られました。花弁が舞うように閉じるそうです。手前の小さい蓮の葉は、「中日友誼蓮」で、黄色い花が開きます。