今日は午後から、磯辺地域の新婦人はまゆう班の総会に参加し、県議会報告と市議会報告を行ないました。新婦人のみなさんは、子どもの医療費拡充や教育の充実の署名など積極的に取り組まれていて、議会のたびに、請願なども出されています。子育て小組み・親子リズムなど地域に根ざして様々な取り組みをされています。
 
 県では、昨年の12月議会で、小学校3年生まで通院費が無料となりました。しかし、千葉市では通院は今まで通りの小学校就学前まで、入院については中学卒業まで拡大していますが、まだまだ不十分です。国の制度として子どもの医療費無料化の制度ができれば、県・市町村が上乗せしてさらなる拡充ができます。
 また、県の巨大開発についても触れました。「かずさアカデミアパーク構想」です。1984年に県が策定し、1,000ヘクタールの丘陵に3期30年かけて企業を呼び込み、研究開発拠点をつくるもの。1期目の278ヘクタールは整備したものの企業が進出せず、2期目は断念しています。これまで赤字補填などで1,500億円が投入されています。これだけのお金があれば、子育て・教育・福祉にまわせたはず。日本共産党県議団は、計画がもちあがった30年前から、この計画は破綻を招くと追及してきました。
 県政のさまざまな問題と市政を30分ほど報告し、班のみなさんと意見交換をしました。「千葉市のビジョン、どういう市政にしていくのか見えない」「子どもルームの施設の改善や講師の待遇を改善してほしい」「本当に千葉市はお金がないの」などの質問・意見が寄せられました。
 
 1時間ほどでしたが、私も勉強になった有意義な時間でした。新婦人のみなさんと地域のウォッチングなども行なっていきたいと思います。
 
2月県議会報告(表)→kengikaihoukoku1.pdf
2月県議会報告(裏)→kengikaihoukoku2.pdf