今日、午後から中央委員会での会議に参加するためにJR中央・総武線に乗りました。帰りは錦糸町で快速に乗り換えました。その時に、現在建設中の東京スカイツリーを見ることができました。ちょうど部材をクレーンであげているところでした。どこまで高くなるのか、見上げながら考えています。世界にはさらに超える高さのビルが建設中ですから。

 UR問題で再び話す機会があったので、「住まいは福祉であり人権」ということを改めて考えさせられます。公的な住宅からの撤退、または公的住宅からの追い出しによって住まいが奪われる。例えば、高齢者の単身世帯では民間賃貸住宅への入居を断られる、低廉で安価な賃貸住宅(公営住宅も)を希望しても入れないなど、住宅困窮者がいること事態、異常だと思います。
 高齢者世帯の賃貸住宅が約3割、全世帯を収入別で見ると約4割が低所得世帯というデータもあります。こうした住宅を国や自治体に移行するのは財政的にも難しく、また、「近傍同種家賃」が採用されていて、全体的には市場家賃となっています。このどこを切り離すのかもあいまいになっています。
 民間も賃貸住宅は過剰供給であることから、民間への移行も見通しがない。やはり、国が責任をもって国民の住宅(政策)に責任を持つことが必要ではないのかな、と結論が行き着くと思います。