議会が終わりました。18日の予算審査特別委員会は、午後11時50分頃までかかりました。動議や修正案に対する質疑が活発に行なわれました。質疑にはふくなが議員、答弁には野本議員が立ちました。

 19日の本会議も、午後10時頃まで行なわれました。本会議にも、私たち日本共産党の予算組み替え動議と、自民・公明・新政ちば共同の予算修正案が提出され、これに対しても質疑が行なわれました。修正案に対しふくなが議員が、討論がには野本議員が登壇。
 かつてないほどの財政が厳しいということの認識は共通しています。今回だけの現象面だけを捉えての「財政危機」ではなく、過去の財政のあり方も同時に問われるわけです。借金を増やした原因がどこにあるのか。その解決のための改善策を誰が提案してきたのか。日本共産党は、見通しのない大型開発優先の市政に対し、一貫して見直しを迫り、予算組み替え動議も繰り返し提出してきた経過があります。
 採決の結果は、私たちの動議は否決され、修正案は自民・公明・新政ちばの賛成多数で可決。修正案を除く市長の予算原案は、日本共産党以外の会派の賛成で可決し、約6,000万円を予備費から繰り入れる修正案と原案で予算がスタートすることになりました。
 その後は、市長から人事案件として、固定資産評価審査会、土地活用審査会、県公安委員会委員、人権擁護委員の委員の推薦が提案され、全員協議会で議案研究。日本共産党から私が質問など行ないました。
 さらに、政治倫理条例と市役所の組織改正に伴う常任委員会の変更が提案され、続けて、意見書・決議の採決に。意見書では、日本共産党が提出者となった「千葉市への県支出金を他自治体と同じ補助率にするよう求める意見書」(県に対する意見書)と、「小沢一郎民主党幹事長の政治資金疑惑の徹底究明を求める決議」が可決されました。

 今年度で退職される職員のみなさん、局長や部長のみなさん、本当にお疲れ様でした。