一昨日、日本共産党中央委員会でおこなわれた青年の雇用問題などの学習交流集会に参加をしてきました。日本共産党からのあいさつとして、小池あきら参院議員(夏の参院選東京選挙区予定候補)から、この間の雇用をめぐる情勢を報告。2005年の雇用問題での政府への緊急要求から始まり、人間らしく働けるルールの確立、ネットカフェ難民実態調査、偽装請負の是正、08年から09年の派遣切り・雇い止めの実態を明らかにし、大企業に乗り込んで、『「派遣切り」「期間工切り」はやめよ』と申し入れを行ってきた経過から、「労働者派遣法の抜本改正を」と訴えました。

 いま労働政策審議会で、議論されている改正案には「抜け道がある」と指摘。常用型派遣を認める中身だが、解雇率は75%。登録型派遣の禁止は「専門業務」としているがパソコンの業務も含まれ、なんら「専門」でないことも明らかになっています。先日の衆院予算委員会で志位委員長が「見直し、規制強化すべき」との指摘に、厚労省は見直し通達を出しました。
 最後に小池あきら参院議員は、
 1.人間らしく働きたい願い実現に全力をつくす
   ―雇用は正社員が当たり前にする―
 2.大企業の社会的責任を
   ―内部留保の一部を使えば、雇用確保できる―
 3.幅広い青年への働きかけ
   ―知的関心にこたえる取り組みを―

と呼びかけました。参院選で日本共産党を大きくしたいと決意も語りました。