昨日、新潟市を視察したことをお伝えしました。そのうちの一つである就学援助制度について、新潟市教育委員会から就学援助についての取り組みを聞きました。先の12月議会で、もりた真弓市議が、取り上げましたが、新潟市は政令市の中で3番目に就学援助の受給率が高いのです。
 制度についてのお知らせは、新小学1年生分のみ全員に配布されます。写真のように、お知らせとともに申請書が配布されます。ちなみに、「お知らせ」の中には、新潟市の定める所得基準で、家族構成・持ち家の場合/借家の場合などを見て、家族が該当するか、しないのかが表でわかるようになっています。政令市になる前の合併前の市町村では、積極的に取り組んでいない自治体もあったようです。合併するしないは別として、制度を広く受けられるようにしているのは、努力されている結果と言えます。

 どこの自治体でも、低所得層が増えているのが実態です。新潟市では、就学援助を受給している児童・生徒は、昨年の8月支給時で、18,065人となっています。

 写真左が「就学援助制度のお知らせ」で、写真右が、「就学援助申請書」です。