国の08年度第2次補正予算の「ふるさと雇用再生特別基金」と、09年度第1次補正予算の「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」を活用して、千葉市では市民局、建設局、経済農政局で事業を新たにつくりました。

 特に市民局では、中小企業勤労者等支援相談員配置事業、就職支援キャリアカウンセリング事業を進める予定です。しかしながら、前者は1名、後者は2名という配置。雇用の対象は失業者です。
 県内の有効求人倍率は、先日の報道では0.43倍という低水準で、雇用不安はつづいています。ハローワーク千葉の利用者は、3月で13,967人、4月で15,918人と増えています。各事業で配置されても足りないように思います。

 市当局は、各相談員の配置による効果について、「多岐にわたる相談に的確に対応できる」「個々の相談に応じたアドバイスを行い、就労に結びつく」をあげています。
 今後も雇用不安は続くことから、相談員の強化、体制づくりが必要です。

 写真は、就職相談窓口などがある蘇我勤労市民プラザです。