昨日、午前中に千葉市保健所で行われた千葉市原爆被爆者の会の総会に出席しました。市議会からは、共産党、公明党、市民ネットが出席。「市長逮捕へ」という報道の中ではありましたが、市議会の各会派の代表の出席が少なかったのが残念です。
同会の活動目的は、「原爆被爆者としての相互扶助、被爆者問題の解決と、再び被爆者をつくらないために、支援者たちと協力して努力する」こととして、相談活動や親睦活動、平和活動などに取り組まれています。

私からは、放射線による病気・原爆症の認定を却下し続けていた国や厚生労働省に対する原爆症認定集団訴訟が全国各地の地裁でたたかわれ、国・厚労省は敗訴。「この認定行政の根本的な解決が迫られています」と訴え、「私のような若い世代の中で、被爆の実相などを学び、次の世代に受け継がせる責任があります」とお伝えしました。

被爆から今年で64年目、被爆の実相を受け継ぐこと、核兵器の廃絶は待ったなしの課題です。核兵器廃絶は世界の共通の認識にあります。被爆者が、その実相を語り始めた活動と、核兵器廃絶を願う署名などの運動が、世界のこうした動きにつながっています。