
最初は、国民健康保険制度です。千葉市は一昨年から国保証取り上げの問題がありました。先月2月1日現在で、窓口で10割負担となる資格証明書交付世帯が11,853世帯になっています。国会では、小池晃参院議員が取り上げ、「世帯主が、世帯に属する被保険者が医療を受ける必要性がある場合、医療費の一時払いが困難な場合には申し出により、保険料を納付することが出来ない特別な事情に準ずる」と、政府が質問に対する答弁書を出しました。市内においても、収入がなく保険料の滞納した結果、資格証明書の交付によって受診を抑制している事例があります。
私は、政府の答弁書に基づき、千葉市においても保険証を交付すること、悪質滞納者であると確認できない場合は保険証を交付すること、市として資格証明書交付世帯の実態をつかむこと、低所得者からの保険証の取り上げはやめることなどを求めました。
この他、国保料の減免制度の周知について、07年度の国保加入世帯のわずか0.24%しか減免を受けておらず、さいたま市や名古屋市、北九州市は20%以上減免を受けています。こうした実態から、国保のしおり等によって、事例なども紹介しながら保険料の減免制度を周知するよう求めました。また、保険料を払いたくても払えない状況を変えるためにも、千葉市の国保料の引き下げと、市として国に対し、国庫負担の引き上げを求めるよう訴えました。
今回、私がおこなった質問は以下の通りです。
■国民健康保険制度について
■奨学金制度の創設について
■雇用問題について
■地域の諸問題・地区図書館について