写真は、稲毛海岸5丁目国家公務員住宅跡地前の緑地帯です。いちょうが黄色くなりました。しかし、今夜から寒くなり、風も強い中、一気に散ってしまいそうです。

内容は変わりますが、国立大学で授業料の全額免除が申請者のわずか28%であることがしんぶん赤旗の調査で明らかになりました。全国82大学に授業料免除者数を問い合わせ、38大学から回答がありました。その結果から免除申請者数は、全学生の8.7%で、申請率が国の予算枠の5.8%を上回りました。
学費軽減は、学生のみならず親の負担軽減につながります。日本は世界一の高学費です。高校生が進学をあきらめざるをえないことや、大学生もバイトで学費分を稼ぎ、大学生活がままならないなどの実態があります。
高い学費の根本には、極度に貧困な教育政策があり、高等教育予算の水準は、国内総生産に占める割合をみると、OECD加盟国の平均1.1%に対し、日本は0.5%で最下位という現状です。将来の社会の担い手になる学生が安心して学べる環境を国の予算の拡充と、自治体独自の奨学金で、支援すべきです。