志位和夫委員長が、10月7日の国会質問で、世界を代表する自動車メーカーのトヨタ自動車の中核会社のトヨタ車体が派遣社員を使いまわすという「クーリング」問題を取り上げ、質問をうけ、一部の工場で今月3日に「クーリング」が中止になったことが明らかになりました。
トヨタ車体では、以下のような図のように、派遣社員を使い回しをする「クーリング」がありました。A直とB直の2グループがあり、1週間ごとに昼夜勤が変わります。同社は、10月からA直の派遣社員をB直に集め、A直の派遣社員をゼロにしました。「3カ月と1日」が過ぎると、今度はB直の派遣社員をA直に集め、B直の派遣社員をゼロにします。A直とB直で派遣社員がいない「3カ月と1日」の期間を交互につくり、派遣社員を永続的に使いまわそうとするものです。この「3カ月と1日」が「クーリング期間」と言われています。


本日午後から、党市議団事務局長のあぐい武夫さん(衆院千葉1区)と、美浜区内をまわりました。「大企業の、その資本やもうけの大きさから、雇用でも労働条件においても社会的責任を果たさせることが必要です」と訴えるあぐいさん。