前に載せた宣伝のブログと順番が逆になりますが、昨日、社会保障推進千葉県協議会主催の国保改善運動学習交流会に参加をしてきました。石川県の社会保障推進協議会の事務局長をされている方からの基調講演があり、その後各地の取り組みなどの発言がありました。基調講演では、国民健康保険制度のそもそも論から、国保の現状、制度改悪の歴史、問題点の解決方向、資格証明書(10割負担)のあり方など、多岐にわたり、報告がありました。
柏市、我孫子市、鎌ヶ谷市、市川市、千葉市、八千代市、市原市、医療従事者などの各団体や個人からの発言があり、勉強になりました。資格証明書の問題では、県内でも千葉市が、滞納世帯36,831世帯に対し、その44.6%の16,412世帯に資格証明書が発行されています。保険料の徴収等に、現場の職員のみなさんは大変だと思いますが、実際にこれだけの方々に対して、資格証明書が発行されている現実があります。すべての方が悪質滞納者ではないはずです。払えない状態のまま、相談にいけないで悩んでいる方もいると思います。私も以前、相談を受けたことがあります。現状では、保険料負担が大きい制度となっています。社会保障としての国民健康保険制度にしていかなければなりません。

千葉県教育会館で開かれた、千葉県国保改善運動学習交流会の様子です。