昨日、今日と「きぼーる」のアトリウムで、2008年歴史人権週間写真展が開かれています。
関東大震災から85年、震災時に「この災害は朝鮮人が起こした」等のデマが振りまけられ、多くの朝鮮人が虐殺されるという悲惨な歴史がありました。きぼーるの写真展では、写真家ぺ・ソ氏が30年あまりにわたり撮り続けた写真から、大震災の悲劇、朝鮮人の苦難の歴史を展示し、写真を見て歴史を思い起こし、未来を考えてみましょう、と紹介されています。

さらに、この朝鮮人の虐殺と関連して、日本人も虐殺されました。亀戸事件です。
亀戸事件は、1923年9月3日の関東大震災直後、川合義虎、平沢計七ら10名(団体活動家や社会主義運動家ら)、亀戸警察署に捕らえられ、同月4日~5日に習志野騎兵連隊によって刺殺された事件です。悲惨な歴史は繰り返してはなりません。