今日、私用で船橋に来ています。今日明日と船橋市民まつり(産業まつり)が開かれています。船橋市民文化ホール・中央公民館前の広場の一角に、太宰治の植えた夾竹桃があります。
看板には、太宰の二十数回の転居の中で、『私には千葉船橋の家が最も愛着が深かつた』(「十五年間」)と。
前期の傑作「ダス・ゲマイネ」「虚構の春」「狂言の神」がここで書かれ、「めくら草紙」「喝采」「黄金風景」の主たる舞台 であり、「人間失格」の最後を締めくくる舞台でもあるとのこと。

自治体ごとに、その土地の歴史があります。千葉でもたくさん見つけてみよう。インターネットではなく、実際にあるいて。