本日10日(日)午後2時から、美浜文化ホールで行われた「学校適正配置」(統廃合)問題を考える集いに参加をしました。帝京平成大学の教授(千葉大名誉教授)である三輪定宣さんの講演と質疑応答、意見交流がされました。
改めて「教育とは」と気づかされました。人類史や自然科学の観点からの教育の奥深さを感じました。あとは、諸外国では考えられないことが、日本では常識になっていることも初めて知りました。
学校の規模については、外国の学校規模(初等教育)で見ると、ユネスコ文化統計年鑑(1999年)のデータで、フィンランド101人、フランス99人、イギリス190人、中国223人、アメリカ461人、日本322人と、外国の学校規模は100~200人規模が一般的になっています。
クラスが小さく、各学年1クラス、学年を通してクラス替えがなく、家族のように深い関係や交流が続き、その過程で人間が育つ。こうした教育の観点から、ロシアやデンマークではクラス替えはしないことを原則にしています。また、公立学校では、日本の私立学校と同様に、教員は退職するまで同じ学校に勤めるのが原則としている国もあるそうです。
私が育った浦安市のある小学校では、児童数が900人以上、1学年4~6学級の「大規模校」で、3年生と5年生の時にクラス替え、それが当たり前だと思っていました。さらに言えば、高校の時は1クラス約50人、一年間で会話をしなかったクラスメイトもいます。他のクラスとなればなおさら交流の機会はありませんでした。
学校の子どもや地域の人との関係で、学校が小さいと、地域の人も子どもたちを覚えられ、子どもを中心にしたネットワークづくりにもつながることも知りました。みんなが協力して学校をつくる大切さを、三輪さんの話から学びました。講演の中身は、盛りだくさんでしたので、全て載せることはできませんが、そもそもの「教育」ということから考えると、財政難の問題を「教育」に持ち込むことはあってはならないとも思いました。
■「学校適正配置」(統廃合)問題についてのアンケートはこちら

改めて「教育とは」と気づかされました。人類史や自然科学の観点からの教育の奥深さを感じました。あとは、諸外国では考えられないことが、日本では常識になっていることも初めて知りました。
学校の規模については、外国の学校規模(初等教育)で見ると、ユネスコ文化統計年鑑(1999年)のデータで、フィンランド101人、フランス99人、イギリス190人、中国223人、アメリカ461人、日本322人と、外国の学校規模は100~200人規模が一般的になっています。
クラスが小さく、各学年1クラス、学年を通してクラス替えがなく、家族のように深い関係や交流が続き、その過程で人間が育つ。こうした教育の観点から、ロシアやデンマークではクラス替えはしないことを原則にしています。また、公立学校では、日本の私立学校と同様に、教員は退職するまで同じ学校に勤めるのが原則としている国もあるそうです。
私が育った浦安市のある小学校では、児童数が900人以上、1学年4~6学級の「大規模校」で、3年生と5年生の時にクラス替え、それが当たり前だと思っていました。さらに言えば、高校の時は1クラス約50人、一年間で会話をしなかったクラスメイトもいます。他のクラスとなればなおさら交流の機会はありませんでした。
学校の子どもや地域の人との関係で、学校が小さいと、地域の人も子どもたちを覚えられ、子どもを中心にしたネットワークづくりにもつながることも知りました。みんなが協力して学校をつくる大切さを、三輪さんの話から学びました。講演の中身は、盛りだくさんでしたので、全て載せることはできませんが、そもそもの「教育」ということから考えると、財政難の問題を「教育」に持ち込むことはあってはならないとも思いました。
■「学校適正配置」(統廃合)問題についてのアンケートはこちら
