近所の大型スーパーで、昨年の後半から退店する専門店がまま見られるようになってきて、かつその後に出店する店舗がないまま、スペースが板囲いて覆われています。

直営の食品エリアはいつも賑わっているものの、服飾や生活用品の売り場は、明らかに客の姿が少ないです。

ECの発達による実店舗の現状を表しているのかも知れませんね (´・_・`)



さて、天気予報が「快晴、無風」だった6月半ばの週末、例によって道志村にあるRVパーク「Annex 道志」へ、車中泊キャンプへ出かけました。


日中の最高気温は30℃近くあり、陽が傾くまでオートキャンプ場には日陰がないので、途中「道の駅 どうし」で少し待機します。道志川の瀬音を聴いて、しばし涼をとりましょう。



6月は学校があるので、子供連れのオートキャンパーが少なくなる時期で、直前の予約でも空きがあるのは有り難いです。


こちらは設備も整っていて、キャンプ用品も売店で購入できますし、薪も小分けしてくれますので、ソロキャンパーには打ってつけ、そうした事情が分かっているキャンプ場は、出かけやすくなって、何度もリピートすることになります。



キャンプテーブルやチェアを設置し、焚き火台を広げたら、さっそくビールの缶を開けます。あの「プシュッ」という音が、なんと耳に心地よいことか‼︎ 


着火材は「文化たきつけ」を使いました。四角く固めたおが屑に灯油を染み込ませてあるようで、ライターで着火すると盛大な火と煙が立ちのぼります www 



最初のアテは、コーンビーフとクリームチーズ、刻み玉ねぎを和えたもの、ビールはヤッホーブルーイングの「インドの青鬼」です (^_^)b 



夏至まで一週間というこの時期は、やはり陽が長いですね。薄暮の時間をくつろいで過ごしましょう。焚き木の火も安定してきました。



鐡馬厩さんでテイクアウトにしてもらった、マグロの赤身をタネに用いた餃子を焼きます。熱々の餃子でビールが進みます ( ^ ^ )/□ 


陽がすっかり落ちて宵闇が深まり、キャンプの雰囲気がイイ感じになってきます。この日のお客さんは他にひと組、風もなく静かで快適です。



半切りの蕪を3-4つ、葉も刻んで入れ、減塩シーチキンを混ぜて中火にかけます。蕪はあらかじめ電子レンジでチンして、柔らかくして持ってきました。


温まったら、生クリームとカルボナーラの素を投入し、細切りチーズを掛けて溶けたら出来あがり、最後にスペアミントの葉を散らして頂きます。



ビールの後は、缶チューハイとワンコインの赤ワインを飲みながら、焚き火の具合を見つつ、夜が更けるのに任せて過ごします。


やがて熾り火になり、アルコールを飲み干したら、最後に鎮火したことを確認して、車内のマットに寝転がり、iPadで電子書籍を読みながら寝落ちしました (@ ̄ρ ̄@) 



前日の日中は、夏のような気温でしたけれど、さすがに夜はひんやりして、肌寒いぐらいでした。


半袖のシャツでは、虫さされが気になるところで、蚊取り線香も用意していたものの、幸い使わずに済みました。



せっかくなので、普段よりは一時間ぐらい寝坊して、ゆっくりと朝を迎えます。


スタバのVIAを持ってくるのを失念して、痛いトコロですが仕方ありません。フルーツをカットして頂きます。




ナイフはOPNILの9番、カトラリーは燕三条の駅にある「Wing」で買い求めたアウトドア用です。


冷凍のうどんを、前日の出発前に、あらかじめチンして持ってきました。火にかけて温め直します。



キャンプで調理に用いるのは、PaGoWORKSのトレイルポットで、いわゆるメスティンに相当する器具です。


深底の本体と中底のフライパン、そしてひっくり返すと食器としても使えるフタで構成されています。


コーティングしてあり、使用後はウエットティッシュで拭き取り水で流して乾かせば、連続的に調理ができるので、持ち物が少なくて済み便利です (^_^)b 



鉤状雲が一列に並ぶように、青空に浮かんでいて、めずらしいように思います。温度や湿度が異なる空気の層や流れがあるのでしょうか。



あらかじめ刻んで持ってきたカイワレ大根、大葉と茗荷、青ネギをうどんに載せ、聖護院かぶらのもみじおろしぽん酢をタップリ掛けまわします。


これを頂いたら撤収して、道志みちが混む前にマチサガへ帰るとしましょう。




[カバー写真] 


コロナ禍で見直されたアウトドアやキャンプのブームに乗り、業績を大いに上げた用具メーカーが、購入需要の一巡や人気の後退で、在庫が積み上がり収益の悪化に苦しんでいるようです。


キャンプ場自体も「選別」の目にさらされているのかも知れません。利用者の衛生面や利便性に関する要求は高くなっていますし、経営はなかなか難しいのでしょうね。




(おまけ) 


今回のキャンプから帰って数日後、ふと興を催し、おチャケのアテを、スキレットで調理しました。


豚のひき肉にセージやオレガノ、刻み玉ねぎを混ぜ、フルーツトマトとブロッコリーをスキレットに敷き詰めて火にかけ、最後に細切りチーズとバジルを載せて、蓋をして焼き上げます。



蓋を開けると、ハーブやオリーブ油の香りが立ち昇って、いかにも食欲をそそります。


ただ食後に待っているスキレットの手入れを考えると、これをキャンプ先でやるのは、正直ためらいます www 


やはりフッ素加工してあるフライパンの方が、軽くて扱いもカンタンですもんね σ(^_^;)