さて、蓼科牧場の交差点を右折して少し走ると、池の平ホテルの建物が目に入ります。今や大きなリゾートパークに成長しています。
広々とした駐車場を持つコンビニを右に見て、白樺湖通りへ進むと、ほどなくこの日の宿「サワ・ルージュ」に到着、湖畔にあるペンションです。
今回は直前になってツーリングを計画したので、直接電話をかけて予約をお願いしたところ、快諾して頂けました。
各部屋はツインベッドルームになっているものの、一人での利用も、多少の割増料金で受けて頂けるそうです。まさに「案ずるより生むが易し」ですね。
館内は落ち着いた雰囲気で、くつろいで過ごすことができます。
お風呂は二湯あり、温泉を引いていて、24時間利用可能です。
最近リノベされたご様子で、水まわりも新しく、また衛生にもたいへん気を配られていることが、よく感じられました。
前菜はカラフルで、まさに「Small for Variety」食べるのがもったいない気持ちになりますね。
信州そばのスパニッシュオムレツ
豚肉のパテ
牛肉のリエット・豆腐のゼリー
もやしのごま和え
野菜のふき味噌ディップ
採れたてのたけのこ・五平餅
二種のポテトフライ
じゃがいものポタージュスープ
コース仕立てになっていまして、魚料理は、白身魚とほたてのパイ焼きです。
アルコールは種類が豊富に取り揃えてあり、おチャケ呑みには何よりウレシイご配慮です。白ワインをグラスで頂きます ( ^ ^ )/□
お肉料理は、牛リプロースのステーキで、長野産コシヒカリの炊きたてライスを、自分で好みの量をよそうようになっています。
食後のデザートがまた秀逸、ホントに見ていて楽しくなってきます (^_^)b
ココアのパウンドケーキ
りんごゼリー
自家製ジェラート
配膳される度に写真を撮っていると、なんだか「あのむさ苦しい年寄りは、旅サイトの覆面ライターで、宿のチェックをしているのではないか」と、オーナーご夫妻に要らぬ心配をお掛けしているかも知れませんね σ(^_^;)
チェックイン・カウンターに置いてあった可愛らしいアート作品は、上田市立美術館で開催されていたヨシタケシンスケさんの「かもしれない」展の紹介です。
裏返って顔を覆った黄色い上着と、緑の半ズボンが足に絡んだ幼児の姿に「もう脱げない」というタイトルは秀逸で微笑ましいですね。
[カバー写真]
サワ・ルージュのダイニングに飾ってあった、ワインのコルクでこさえたクリスマスリース、お知り合いのアーティストによるハンドメイドの力作だそうです。とても綺麗ですね (^_^)b