大相撲の夏場所は前半戦を終えて、中日を迎えます。先場所、新入幕優勝を果たした尊富士は怪我で休場、照ノ富士と貴景勝は初日に黒星を喫してそのまま休場になりました。


一方で、祖父の四股名を襲名した琴桜をはじめとして、幕内上位の実力は拮抗していて、一番一番、白熱した勝ち星の争いが繰り広げられています。


夏場所の優勝を占う上で、中日の相撲に注目したいと思います(宇良、がんばれぇ〜)



秋宮からはK185、諏訪湖畔道路へ出て北東岸に沿って南東に進みます。


雰囲気が良さそうなレストランやカフェ、古くからの温泉旅館が並び、リゾート地としての賑わいを感じるルートで、クルマが列になってゆっくり進んでいます。



諏訪警察暑の隣にある「北澤美術館」に伺いました。ガラス工芸家、エミール・ガレとドーム兄弟の作品を中心に展示しています。


箱根にあるルネ・ラリック美術館で精緻なガラス細工作品を何度か鑑賞していますので、彼の前時代の作家であるガレに興味を持ちました。



ガラス工芸品は、芸術品であると同時に「販売」を目的として製作されますので、実用品としての側面も有しています。


館内には、現代ガラス装飾品のショーケースもあり、気に入れば(高価ですけれど)その場で購入できます。



ツーリングへ出た際、訪問先に美術館があれば、訪ねるようにしています。多くの場合、企業経営で得た資金を用いて芸術作品を収集し展示しており、成功者としての証でもありますね。




こちらは、パルプのトップメーカー「(旧)北沢パルプ」の創業者、北澤利男氏のコレクションを公開しています。東山魁夷をはじめとする現代日本画の展示もありました。


作品の収集に掛けられた費用を想像すると、企業創業者の財力の大きさに感服します。



北澤美術館からは、諏訪市内を通過し上川沿いのK487へ出て、前の記事で紹介した地酒の酒屋「信濃屋」へ立ち寄り、さらに甲州街道を南下します。



この日は、茅野駅前にあるビジネスホテルへ宿泊しました。GWなのでビジネス客がなく、むしろ空室がありました。


こちらはR299起点に近く、メルヘン街道にも、ビーナスラインへもアクセスが良くて、ツーリングに持ってこいのホテルなんです。


週末に空きが多いようで、天気予報を見て、晴天が確実になってからでも予約が取れるので、ライダーには有り難いですね。軒下にバイクを停めさせてくれるのも有り難いです (^_^)b 




チェックインしてシャワーを浴び、サッパリしてからホテルの並びにあるお蕎麦屋さんへ伺いました。


ビールで喉を潤した後は「真澄」の小瓶をもらって、杯を傾けつつ、おすすめのお料理を眺めます。



まずは山独活の小鉢をお願いました。山菜の苦味と辛子酢味噌の味わいが、爽やかに口中に広がって嬉しくなります ( ^ ^ )/□



こしあぶらを見かけたら、頼まない訳にはいきません。たらの芽も外せませんね (^_^)b 



ふき味噌をアテに「真澄」を飲み進めて、締めに信州そばを頂きます。


辛味大根の風味が、キリッとした蕎麦つゆとよく合って、喉ごしのイイお蕎麦が引き立ちました。




[カバー写真] 

(茅野駅近くにある古民家民泊「浮木」に併設されているバーのカウンターで、まず一杯 ( ^ ^ )/□) 



昼間、諏訪湖の写真を撮ろうとWハチを湖岸道路沿いの駐車場に停めると、手洗い所の建屋の陰に白バイが待機していました。


信号の無い横断歩道を渡り、湖の写真を撮り終わって、駐車場へ戻ろうと歩道に立っていたら、向かい側で身を潜めていた白バイがスルスルっと走り出し、赤色灯を回して、ゆきたますの目の前を通過した一台のクルマを停車させたのです。



呆気に取られ「あのクルマ、なにをしたんかいな?」と考えていたら、隣にいたご婦人から「(我々が横断歩道の前に立っているのに)停車せずに通り過ぎたからではないか」と尋ねられました。


なるほど、当方が「原因」を作ったのかと合点がいき、それは気の毒なことをしたと苦笑いしました。


おまわりさんも、トイレの脇でかくれんぼせず、堂々とと交通整理すればイイのにね。あんなコトしてたら、トモダチ無くしますよね σ(^_^;)