先の週末は、季節がふた月ほど進んだような陽気になり、桜の開花もずいぶん進んだようですね。

日中に少しWハチで出かけたところ、冬のジャケットでは、中を薄着にしていても大汗をかく始末でした。

今年は日々の気温のブレが大きくて困ります 囧rz



さて、その週末、お台場にあるビッグサイトを囲むようにストリートコースが設営され、フォーミュラEの東京ラウンドが開催されましたね。


日本を初めて走る「EVのF1」と呼ばれる世界選手権で、レースが始まって今年で10年になるそうです。地上波で生中継された番組を、興味を持ってテレビ観戦しました。


(写真がありませんので、Japan Timesとイベントの公式サイトから記事を拝借しています) 



フォーミュラEは基本的にクローズドサーキットを使わず、公道設置のロードコースで実施され、それに合わせて東京開催では、日本で初めてストリートレースが行われました。



かつては白い目で見られることも多かったレースの世界も、幕張海上のエアレースや、三河の山間コースで行われたラリージャパンなど、世の中の理解もようやく進んでいるようです。今回は東京都が誘致に積極的だったようで、隔世の感がありますね。



車体とバッテリーは各チーム共通、eアクスルなどの駆動系は独自開発で、まさにEVの核になる技術を競う形です。


バッテリーを最後の1%まで使い切ってフィニッシュするレース戦略が勝敗を左右する点では、燃料制限が導入されたターボ時代後半のF1に似ていますね。



途中、クラッシュによってセーフティカーがコース入り、処理が済むまで数周スローダウンしました。


フォーミュラEでは、セーフティカーによるペース制御が行われると「その分レース周回数を何周か増やす」というユニークな独自ルールがあり、これが勝敗に影響し、今回は日産に不利に働いて2位に留まりました。



共通の車台と電池でチーム間のイコールコンディションを重視しているところは、F1よりインディカーの考え方に近いでしょうか。


クラッシュやメカニカルトラブルでリタイヤする車両も少なく、各車同一周回でゴールするなど、先頭から最後尾まで接近戦が繰り広げられ、迫力のあるレース展開で、最後まで楽しめました (^_^)b 




[カバー写真]


(馴染みのフレンチ店のおすすめ、ボロネーゼソースのハンバーグ)