羽田空港のC滑走路で発生した日航機と海保機の衝突事故、ちょうどNHKの能登地震関連ニュースを見ていたところへ、ブレークインで映像が差し込まれて唖然としました。

当初は「前脚が故障した旅客機が、炎上を覚悟で決死の不時着を敢行した」という風に見えたのですが、まもなく接触による事故であることが伝えられました。

その後、当時の通信や様々な状況が明らかになってくるにつれ、かねてから関係者が懸念する「滑走路上での航空機同士の衝突」の典型的な事故であることが判明しつつあります。

現代の航空機は、飛行中から着陸まで自動操縦化されており安全が担保されている一方で、誘導路から離陸滑走を経て上昇するまでは人間の手による制御になるため、この時間帯が最も事故のリスクが高いとされています。

まだ関係各者の情報が整理されている途中であり、今後の検証の進捗を見守りたいと思います。



さて、マリンタウンで一夜を明かし、日の出まで「あと30分」という時間帯、東の空に暁光が差してきました。実際の朝日はもっと左側、写真の視界から外れた地点に昇ります。


伊豆半島は温暖とはいえ、最低気温を記録する明け方には、クルマのエンジンを掛けて暖房を入れないと、寒さが身にこたえるようになりました。


オートキャンプ場では、駐車中にエンジンを掛けてはいけないのですけれど、マリンタウンは幸い大丈夫なので助かります。



シーサイドスパ「朝日の湯」は、朝の5時半から営業していて、外湯の温泉から、日の出を眺められる楽しみがあります。


久しぶりに手足を思い切り伸ばして湯舟に浸かりまして、日の出まではまだ時間があるので、スパのレストランから東の空を望みつつ、日昇の時間を待ちます。



まぐろのたたきとしらすの丼ぶり、熱々の豚汁を頼んで、ホントはビールを貰いたいところなのですが、後で運転しなければなりませんから、ノンアルでガマンします。


空の色が次第に変わってきましたね。太陽は左に見える小高い川奈岬のあたりから昇るようです。



日の出の時間、あいにく水平線にうすい雲が掛かって、朝日を拝むことはできませんでした 囧rz 


こればかりは仕方ありませんね。空の色が変わっていく様を見られたので、それはそれで清々しい気持ちを味わえたので良しとしましょう。



普段、オートバイでマリンタウンを訪れるのは日中ですから、なかなかできない経験になり、面白かったです。


二色丼も美味しく頂きましたので、スパの中を探検していたら、リラクゼーションルームに最新鋭のマッサージチェアを発見しました。


さっそくコインを投入して横になると、座り心地が良いのがすぐ分かります。きっと大型のバイクが一台、買えそうな値段なのでしょうね www  



以前はR16沿いにある「快活クラブ」に上級機種のマッサージチェアが置いてあったので、ソフトドリンク片手に、バリ伝やイニDのコミックを読みつつ、マッサージを堪能したものです。


マッサージチェアは高額ですし、かさ張るので自宅に置くのはムリですよね。ネカフェで気軽に使えたのは有り難かったです。


最新鋭の機種はさすがに素晴らしく、十分時間をかけて全身の凝りを揉みほぐしてもらい、リフレッシュできました (^_^)b 



日の出から一時間が経過したところです。川奈岬の先端から少し奥へ入ったあたり、空に突き出したクレーンのすぐ上、雲がうすくなった部分に太陽があります。


シーサイドスパの営業時間は、朝5時から夜9時まで。注意が必要なのは、夜に入って翌朝また入る場合には別々に料金(二回分)が掛かること σ(^_^;) 


こちらのスパ施設は立派ですけれど、休日は料金も立派なので、車中泊で利用するなら、前の日はリーズナブルな外の日帰り湯に入ってから来て、朝湯だけ楽しむのが良さそうです。




[カバー写真] 


お土産と共に静岡の地酒やクラフトビールを販売している「伊豆自然生活」のショップで、利き酒セットを購入しました。好きな銘柄を四本選べます。


正月用に「千寿、高砂、喜平」などめでたい銘柄を、最後の一本は家康にちなんで「出世城」にしました。



(おまけ) 


今回の車中泊には、災害時用に購入したポータブルバッテリーを持って行きました。


カーキャンパーの方にお聞きすると、冬場は電気毛布とこれを繋いで就寝時の暖とする由。


実際に「どのぐらいの時間、電気毛布が使えるのか」実験の積もりでひと晩を過ごしました。



寝はじめは、電気毛布を「強」にセットして下に敷き、フリース地のブランケットを上から掛けて横になりました。電気毛布の下は、キャンプ用の断熱マットです。


夜中に寒くなってきたので、寝袋へ身を入れて、電気毛布は「中」にします。それで暖かく眠れました。寝袋があれば「電気毛布は要らないのではないか」と思いましたが、さすがにそれはムリですね。


電気毛布は、使い始めから10時間あまり保ちましたけれど、外気温が最も下がる明け方にバッテリーが終わったので、冒頭のようにクルマのエンジンを掛けて暖房を入れる羽目になりました。


購入したポータブルバッテリーの容量では、冬の災害で停電した場合には「暖房用電源」としては使えない、ということが分かりました(停電下では、使い切ってしまうと充電ができません) 


その意味では、クルマの燃料を常に満タンにしておくことが、冷暖房や電源確保、ポータブルバッテリーの再充電には効果的なようです。