米国系外資の宮仕えで毎年末に面白いのは、米国側が12月20日ぐらいから順次クリスマス休暇に入って、こちらの仕事納めが近くなる27-28日から休み明けで業務再開、元旦と2日を休んで3日からは通常勤務に戻ることです。

休むタイミングが日米で完全にずれて連絡が取りにくくなります。決算業務が絡む会計部門は、大晦日も元旦も関係なし、クリスマス休み明けからぶっ通しで働きますから、それに合わせる日本側も正月返上で大変です 囧rz 



さて、伊根地区の舟屋から天橋立駅へ戻ってレンタカーを返却します。今の国産車は、バックで駐車ロットへ入れる時など、カーナビ画面の誘導が絶妙で運転しやすく、よくできていますね。


股のぞきで有名な天橋立ビューランドまで、リフトで登ります。こちらは「飛龍観」です。




リフトでの昇り降りも楽しいですよね。特に下りはたいてい視界が開けて景色もイイですし、オープンエアですから、ケーブルカーやロープウェイとはまた違った良さがあります。


今はどちらの観光地の施設へ行っても、新しくて綺麗ですね。よく整備されていて、この国が観光立国に変わりつつあることを感じます。



松林が並ぶ砂州を少し歩くと、天橋立神社がありますので、形ばかりですが手を合わせます。


この時は夏の終わりで、まだ強い陽射しが照りつけていますね。日陰を選んで歩いていても汗をかきました。


時間はあっと言う前に過ぎて、今は年の瀬、大晦日は目の前です。寒風に手がかじかんで、コートの襟をかき合わせて歩いています。



天橋立側から対岸の一の宮側へは、砂州を歩いても行けるのですが、乗り物好きのゆきたますは観光船で移動します www 


わずかな時間ですけれど、海面を滑るように進む船の甲板で、風に吹かれるのは気分爽快ですよね。



船内の売店で買ったエサを、観光客が投げてくれるのを、カモメたちはよく知っていて、船側まで寄ってきて声を上げてねだります。生き物はみな、賢いですね。


後方に、先ほどまで居た天橋立ビューランドとリフトが見えています。



麓の府中駅から山頂の笠松駅までは、ケーブルカーかリフトで昇れます。こちらから見える白浜青松の砂州が「昇龍観」です。


府中駅は、丹後国一之宮である元伊勢籠神社の府中の意味でしょうか。笠松駅には籠神社の奥宮があります。



北方の若狭湾に浮かぶ冠島と沓島を望む遥拝所、麓の籠神社の所縁となり、船の交通が多い地域ですから、ご神徳は航海安全です。財運も授かるとのことなので、そちらの方で手を合わせて拝みます www 



文字通り駆け足の訪問で、立ち寄れなかった観光スポットもたくさん残りました。


またいつか訪れてみたいと思います。その前に、松島や厳島へ行かなければなりませんね www 


行ってみたいと思う場所はいくつもあるけれど、なかなか足を運ぶまでに至りません。しばらくは旅番組で「行った気になって」楽しみます σ(^_^;) 



さぁ特急列車「はしだて号」で、福知山を経由して帰ります。終点の京都までは二時間あまりです。

かつては西舞鶴から回り込んで福知山へ出ていたJRの路線に対し、丹鉄の前身にあたる第三セクターが、宮津から福知山へ短絡する路線を開業したそうです。



[カバー写真] 


宮津港から見た、若狭湾へつながる入江の穏やかな夕暮れ、海は止まったように凪いでいます。


駅周辺から少し離れているので、天橋立とは打って変わって、人の姿もなく静かでした。




(おまけ) 


京都駅のホームから見かけたドクターイエロー、とっさのことで、ちゃんとフレームに収まりませんでした。西へ向けて発車していく後ろ姿になります。


ドクターイエローを見ると「良いコトがある」という話を聞いたことがあります。以前に新大阪駅でも見かけたことがあって、これが2回目です。そろそろ宝くじが当たるかな? (違)