さて、城崎温泉から一度、豊岡へ戻りまして、丹後鉄道で天橋立へ向かいます。
JRの豊岡駅構内に丹鉄のホームがあって、改札は共通だと想像していたのですが、外からはチョット分かりにくい場所にあり、少し迷ったので、あやうく列車に乗り遅れるところでした (^o^;A
豊岡から西舞鶴までの路線は、もともとはJRの路線だったものが、第三セクターへ経営が移管されて、運行を継続しています。
天橋立をはじめとする観光地を有していても、経営は難しく、地元自治体との協議により「上下分離方式」で路線が維持されているのですね。
天橋立といえば、松島などと並ぶ三大景勝地なのですけれど、まだ行ったことがありませんでした。
テレビの旅番組などで京都北部を扱う場合には、かならず登場する屈指の観光地、六角精児さんの呑み鉄旅や、ブラタモリでも訪れていますね。
今回は天橋立に加え、伊根地区にある「舟屋」へ足を伸ばしました。
駅前でレンタカーを借りて、湾の西岸に沿って40分ほど走ると伊根地区に入ります。
舟屋は、ツーリング誌でも古くから紹介されていて、読者投稿欄に旅行記や写真が掲載されていましたので、一度は訪ねてみたい場所だったのです。
さすがに人気のスポットで、到着した時には域内の駐車場はすでに満杯、小型のクルマ一台がやっと通り抜けられる道幅なので、地区の手前から先へやむなく通過し、高台にある道の駅へ向かいます。
ホントは細い道路を歩いて、近くから「舟屋」独特の建物を見たかったのですけれども、こればかりは仕方ありませんね。
あれだけの観光客が押し寄せると、地域住民の方には負担なのでしょうね。飲食や宿泊業に携わる住民の方は、観光客では潤わない漁業者の方との関係に、ずいぶんと気をつかわれるのでしょう。
海に面した側から直接、小型漁船を屋内に引き上げる家屋の構造は、非常に実用的だと思います。
あまり遠方へ出なくても、湾内で十分な漁獲が得られるので、個人漁師が仲良く軒を並べて生活する、このような形態が生まれたのでしょう。こうした風景が、これからも保存されて欲しいですね。
[カバー写真]
先日Wハチで、丹沢の登山口にある秦野戸川公園へ行った時に、登山用具やアクセサリーを販売するカフェで、キーホルダーを購入しました。
裏側には簡単な標語とイラストが描かれています。いくつか種類があったので、どれにするか標語を見比べていきます。
来年に向けて、自分を鼓舞する意味で「七転八起」を選んだのですが、実際には「七転八倒」になる気がして、今からコワイです σ(^_^;)