仕事から帰ってまずシャワーを浴びる時、先ごろまでは温まる前の水を足に掛けると、火照りが収まり気持ちよく感じたものでした。

それが最近では、そろそろ「冷たい」と思うようになって、そんなトコロにも季節の移ろいを意識しました。

気象庁の長期予報では「この秋から冬にかけては暖かい」とのことでしたので、ライダーにとっては誠に有り難いお話です。是非そうあって欲しいと思います (^_^)b 



河口湖自動車博物館と同じ敷地内にある飛行館は、零戦を中心として、自衛隊機をいくつか展示しています。


さすがに消費者向けの製造物ではありませんので、数は限られているものの、個人がどうやって蒐集したのか驚くばかりです。



なにぶん年にひと月しか見られない展示物ですから、入場者が次々訪れて、駐車場では案内の若い男性が、フル回転で走り回っています。



当時の主流は、星型レイアウトのレシプロエンジンで、ジェットエンジンが研究開発の段階でした。


この「栄12型」零戦用14気筒は「実際にまわる(稼働する)」状態に保たれている、世界で唯一のエンジンだそうです。



こちらは52型、後期型の零戦です。ジブリ映画「風立ちぬ」の主人公である堀越二郎氏が設計に関与した機体ですね。


この展示機には、栄32型の最終モデルのエンジンが搭載されています。


運動性に優れた戦闘機でしたが、この国の首都が爆撃される頃には、迎え撃つ機体が失われ、補給もままならず、国を護ることはなりませんでした。



館内には、太平洋戦争当時の様々な写真も掲示されていまして、当時の状況を知ることができます。


これは敗戦直後の厚木基地の写真、戦争は凄まじい経済損失を伴う国家行為で、国を根底から疲弊させることを象徴していると感じました。



30代の頃「家探し」をしていて、隣の市のとても安い新築建売りが住宅雑誌に掲載されていたので、住所からその場所を地図で確認したところ、厚木基地の滑走路北側に接するような位置関係になっていて、値段の理由がよく分かった次第です σ(^_^;) 



ちょうど終戦記念日の時期にこうした展示物を見学し、まさに今日的な話題である「戦争」とそれに関わる事柄について、あらためて考える機会になりました。



富士山麓の北側に広がる、高原の森林が続く直線路を走っていると、猿や鹿などの野生動物が道を横切っていきます。


こちらも注意はしていますが、相手もクルマの怖さは分かっているようで、左右を確認してから足早に駆け去っていきますね www 



マチサガへの帰り道は富士吉田の街を通過しますので、せっかくですから北口本宮浅間神社にお参りしていきましょう。


歳をとって信心深くなった訳でもないのでしょうが、世間を騒がす疫病や戦禍、災害が続いていて、やはり自然と無病息災、平穏無事を願う気持ちになりますね。



空は気持ちよく晴れていますが、あいにく富士山はご機嫌ナナメ、すっかり雲の中です。今回はチョットご縁がありませんでした。



かぶとむし号は、さすがにスポーツ仕様車だけあって、足まわりもしっかりした出来で、ハンドルの応答性も良くソリッドな乗り味です。


2リッターDOHCのアウディや1800ccの幽霊ベンツに比べると、やや非力な感じは否めませんけれども、VW独自のクロスミッションが、それを上手く補ってくれています。




[カバー写真] 


Doshi CafeのTKG、ベーコンかソーセージを選べます。添えられた海苔がパリパリでイイ感じです。


神奈川県の青山から山梨県の平野交差点までを結ぶR413は、通称を「道志みち」といい、このあたりのライダーにとってはツーリング常用道であり、ワインディングのメッカでもあります。


週末ともなればソロやグループのオートバイが、ひきも切らずに行き来しています。


Doshi Cafeは道志みちのちょうど中間点にあり、混み合う「道の駅 どうし」を避けて休憩するのに、まさに「うってつけ」です (^_^)b 



(おまけ) 


河口湖のホテルの壁に、額装して架けてあった俯瞰地図、北海道地図という企業が制作販売されているそうです。


全国各地の地図があるようなので、図鑑のような出版物の形で入手できないか調べてみたのですけれど、それぞれが一枚物の大型ポスターの形になっています。


縦が80センチ弱、横幅は1メートル以上あり、残念ながら、気に入った鳥瞰図を「何枚も壁に貼る」という訳にはいきそうもありません σ(^_^;)