ひと月前に鮮やかなピンク色で目を楽しませてくれた寒緋桜は、写真の右にある通り、今はすっかり新緑の装いです。
Wハチの新しいタイヤの皮むきを兼ねて、4月に入った土曜日、例によって新東名を少し走り、秦野の戸川公園へ出かけてみました。
西へ向かう高速の右手に見える大山や丹沢山系は、冬枯れの色合いから濃い緑へと変わりつつあります。このあと園内では下山してきたハイカーの方々の姿を見かけました。
公園の広場には出店が並び、たくさんの花見客で賑わっていました。ようやく感染の不安から解放され、人々の表情が晴れ晴れとしています。
この冬は寒さが厳しくなりましたけれども、春の訪れは早く、陽が落ちても温たかで、花冷えに震える夜桜見物はなさそうです。
種類によってまだ蕾の木々もあり、これからしばらくの間、折々に花を愛でることができるでしょう。
風の吊り橋から望む水無川の西側にある河川敷では、大勢の家族連れがクルマで訪れ、水辺で遊ぶ子供たちの明るい歓声が聞こえてきます。
ひと月前には芝生だった広場には、チューリップなど春の花々が競うように咲き誇っています。今年は感慨もひとしおですね。
おおやま山居の谿風の庭は、梅が終わり桜はまだ蕾か咲き始めの感じ、もう少し先、二週間後ぐらいが見頃かも知れません。
戸川公園の正面にある大倉駐車場はこの時期たいへん混むようなので、今回は諏訪丸の駐車場を利用しました。
水無川の東岸、新東名の秦野丹沢ICからもすぐ近くで、公園の中では「さくらの里」と呼ばれるエリアに隣接しています。
こちらでは年配のご夫婦がベンチにお弁当を広げ、静かに過ごしていました。
山桜の白い花と芽吹きの緑が対象的であると同時に、上に向かって伸びていく様子がとても頼もしく感じられました。
さて、まもなくお昼、お腹の虫がしきりと泣いていますので、鐡馬厩さんへ伺うとしましょう。
伊勢原大山ICで新東名を降り、七沢温泉郷から清川村へ至る緩やかなワインディングでは、滑りやすい新品タイヤに注意を払いつつ、コーナリングで荷重を掛けて発熱を促します。
前週はいわゆる「茶色いおかず」が続いていたので、お肉や揚げ物は避けお魚を頂きます。お気に入りの味噌漬け定食、魚は鰆です。
食後には、いちごのフレーバーの和紅茶をお願いしました。こちらは先日、開店から七周年を迎えられまして、お祝いの蘭やお酒がストーブの上に飾られています。
鐡馬厩さんのお向かいには立派な枝垂れ桜が、毎年見事な花を咲かせてくれます。
まだ昼下がりの時間帯、宮ヶ瀬ダムの外周路のコーナーでタイヤの皮むきを続けましょう。ジャケットの内側が汗ばむぐらいの外気温、路面も十分あったまっている筈です。
[カバー写真]
前週は日曜日から喉の痛みがあり、かぜの諸症状が現れました 囧rz
発熱はなかったのですが、コロナ感染の可能性もありますので、月曜からリモートワークすることにして、出社を自粛します。
2-3日後に簡易キットで検査したところ、陰性が確認できたので出社したかったのですけれども、同僚から「かぜだって感染るからねぇ」と暗に言われ、相変わらず自宅勤務です σ(^_^;)
昭和のころなら「かぜなんぞ仕事をしてたら治る、かぜを口実にサボるんじゃねぇ」などと叱り飛ばされていたものですが、出社を遠慮しなきゃならないとは、今やすっかり様変わりですね www