伊豆の河津では桜が見頃になっていると、関東圏のニュースで映像を目にします。Amebaのブロガーの方も現地までお出かけされているようですね。

昨年はゆきたますもWハチと共に、河津まで桜を見に行きました。ZRXの時代を含めこれまで何度か訪れています。



マチサガから河津までは日帰りでカバーできる距離なのですけれど、この時期の伊豆半島はとにかく渋滞するので、走る時間帯とルートをよく考える必要がありますよね。


なにぶん伊豆は温暖とはいえ、山の最低気温は零下になりますので、伊豆スカやターンパイクが使えず、混み合う主要道を選ぶしかありません。


去年はBike Packさんで前泊し翌朝早くに河津へ到達、お昼すぎには縦貫道を通過する算段で出かけ、おかげで東名の足柄-大井松田間も一寸刻みの渋滞が始まる前の時間帯でスムーズに抜けられました。



今年は残念ながら現地まで出かける時間が取れなさそうなので、例によってGoogle Mapで「県内で河津桜を鑑賞できるスポット」を検索しました。


三浦海岸あたりに良さげな公園がありますが、二輪車の駐車事情がよく分からず困っていたところ、秦野戸川公園が見つかりました。オートバイは有料駐車場の一画に無料で駐輪できるようです (^_^)b 



往路は圏央道から新東名へ入り、厚木南から新秦野まで開通している区間を初めて走りました。


走行車両がほとんどない中、西へ向かっていると、正面に深く雪を被った富士山の姿が、澄んだ空気の向こうにパリッと見えました。いつ目にしても美しいですね。


秦野丹沢の出入口はETC車だけが利用できるスマートインターチェンジ、戸川公園はすぐそばで、秦野市内へ流れる水無川の両岸に敷地があります。



公園利用者向けに飲食店や登山用具を販売する店などが入居するパークセンターの建屋前の区画に河津桜が二十本ほど植えてあり、まさに見頃です。


天皇誕生日の木曜日、谷戸山公園の伝説の丘から眺めた時、大山はまだ雪の無い状態でした。


金曜の午後から夜にかけてマチサガで降った雨は、大山や丹沢山系では雪になったのですね。白く冠雪した姿は綺麗でした。手前は戸川公園のシンボル「風の吊り橋」です。



河津桜というと、同時期に開花している菜の花と色の対比が美しいですね。河津川沿いの並木では、桜の濃いピンクと菜の花の黄色が、お互いを鮮やかに引き立てています。


こちらでは緩い傾斜の広場に遊歩道に沿って河津桜が植えてあり、近くに他の花がありませんので、彩りの点では多少さみしい感じはありました(贅沢を言ってはいけませんね) 



あらためて地図を眺めてみると、よく整備された県立、市立の立派な公園が近隣にたくさんありますね。それぞれに趣向が凝らしてあり、訪れてみると様々な工夫が見て取れて楽しいです。


お城や城址を歩く楽しみがあるようなので、オートバイで各地の公園を巡る「パークツー」というのもアリかも知れませんね www 



iPhoneの二眼カメラの写真なので、吊り橋が斜めになっているのは「ご愛嬌」と、どうかご容赦ください σ(^_^;) 


写真左に河津桜の木々が映っています。これからも毎年、桜の季節の幕開けを私たちに告げて欲しいと思います。



[カバー写真] 


さて3月に入り、いよいよ「コロナ禍の象徴」であったマスクなしに過ごせる日がまもなく到来します。


ツーリング先の観光スポットやハイキングコース、新幹線の駅や空港など、本格的な賑わいが戻ってきたようです。


今年のお花見は、さぞ盛況になるでしょうね。ライトアップした夜桜もまた美しいことでしょう。


あの「新入社員による場所取り」も復活するのでしょうか www 



(おまけ)


この公園は、丹沢山系への登山口にあたっていて、四輪の駐車場はハイカーが利用がするようです。



下山後の休憩室を備える公園事務所では、登山者カードの提出を促すと共に、しっかりとした装備や、天候の急変など不測の事態への準備の大切さを強調していました。



新東名の厚木南-新秦野間にある二つの出入口、伊勢原大山と秦野丹沢は、名前からしてあたかも登山者のために設置されたかのようですね (笑) 


JHも利用者を見込んでのことでしょうか、顧客目線が活きているのは良いことだと思います。