大相撲初場所、明日はもう中日ですね。横綱・照ノ富士は三場所連続休場、ニ大関は陥落、一方で中堅から若手力士が番付上位へ台頭、優勝争いはむしろ激戦が予想され楽しみです。千秋楽、誰が賜杯を抱くのでしょうか。


ハイキングコースを紹介するウェブサイトを眺めていると「○◯アルプス」と書かれている山に目が止まります。


関東圏では「沼津アルプス」などがありますが「鎌倉アルプス」も同じですね。いわゆる「天園ハイキングコース」を指しており、Google Mapにコースが明瞭に表示されています。


いくつかあるコースの内、最もポピュラーなのが、北鎌倉の建長寺から大平山を経由して瑞泉寺へ至る、標高差150メートル、二時間半ほどのコースで、さらに鶴岡八幡宮から雪の下、小町通りを歩いて鎌倉駅がゴールです。

「天園」という名前もなかなか縁起が良さげですし、23年の歩き初めにはこちらを選びました。


JRで北鎌倉駅まで行き、まずは円覚寺へお参りします。成人式の祝日でしたから、着飾った新成人の姿をあちこちで見かけました。



円覚寺へは、学生時代に東京へ出て来てから何度か訪れています。


最後はいつだったでしょうか、もう20年近く前かも知れません。紅葉の時期で(当たり前のことですが)人が多かったことをうっすらと覚えています。



妙香池から舎利殿、さらに大方丈へとゆっくり散策します。初めて見るような気がしますが、そんなことはない筈です。


若い頃は境内を巡ってもただ眺めていただけで、由緒も何も考えずにぐるりとまわってお仕舞いだったんですね σ(^_^;) 



舎利殿には、宋時代の中国から将軍の実朝が請来したお釈迦さまの歯牙が納められているとのこと。右手の禅堂は修行道場として今も用いられています。




円覚寺の百観音霊場は、江戸時代に百体の石仏が奉安され、明治に入って方丈前に今の形へ整備されたそうです。観音信仰に篤かった頼朝にも関わりがある由。



鐘楼へ続く小径を歩き始めたのですが、時計に目をやるとあまりのんびりもしていられません。


今日の目的は鎌倉アルプスを歩くこと、建長寺へ移動することにしましょう。




[カバー写真] 


先日の江島神社で御守りを求める際、今回は「健脚健康」にしました。がんばって山を歩かなければなりませんね σ(^_^;)