今週は泊まりの仕事で久しぶりに名古屋を訪れましたので、伏見にある定宿に近い好みのお店「瓦そば PIN」へ日が暮れてから伺いました。
美香さんというオーナーが仕切っていまして、いつも活気にあふれています。地元の人気店なのでしょう、開店から次々とグループの予約客がやってきてたちまち賑やかになります。
ゆきたますのようなひとり客にもとても親切で、たいていのお料理をハーフサイズで提供してくれるので、いろいろ頼むことができ、これはたいへん有り難いサービスです。
まずはお刺身、瓦そばは山口県由来ですから、荻漁港で水揚げされた鰆と鯵、沖あじに鯛、イカにアレルギーがあると伝えたら、美香さんが代わりに鮪を添えてくれました。
茶そばのサラダは、ハーフサイズでちょうどイイ感じ。夏の間はきっと「サラダそば」として供されているのでしょうね www
こちらは瓦焼き、面白半分で瓦を触ったら大変な火傷をしますので要注意。山のものはエリンギと山芋、海はししゃも、野のものは鶏の胸肉とソーセージが載ってきました。
焼きなすは生姜の刺激がよく合いますね。いい香りのするかつお節がお醤油の塩気をまろやかにして、なすの味わいをよく引き立ててくれました。
締めは毎回楽しみにしている瓦そばです。今回は野菜とうなぎのトッピングでお願いしました。熱々の瓦でパリパリに焼けた茶そばを、酸味の効いたお出汁につけて頂きます。
クラフトビールを三種類試した後は、70分の飲みホを頼みました。最後はチェイサー代わりのハイボールです。
ふぐの一夜干しも美味しそうでしたが、満腹になりました。次回の楽しみとすることにしましょう。
定宿にしていたホテルは、インバウンド客の激減で来月末で閉館する由。駅にもほど近く、錦三や栄も歩きで10分かからないぐらい、非常に便利な場所にあったのでとても残念です。
新型コロナウイルスは、旅行や鉄道、航空業界がいかにインバウンドの恩恵を受けていたのかを否応なしに明らかにしました。早く元の日常に戻って欲しいと思います。
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