遅筆というのは、本来プロの作家が使う言葉なのでしょうけれど、このブログも筆が遅く、ひと月ほど前の記事を、くどくどと書き綴っています。

季節感がずれてしまい、甚だ迷惑でしょうけれど、どうか気長にお付き合いください m(_ _)m 



三浦半島のちょうど中央あたりにある横須賀しょうぶ園から三浦海岸へ出て、R134を海岸線に沿って南へ下ります。


途中でK215へ逸れ、江奈湾や毘沙門湾に点在するひなびた釣り船宿の風景に、小港情緒を感じつつWハチを走らせて行くと、やがて宮川の風力発電所の巨大な風車が目に入ってきて、三崎漁港はまもなくです。



フィッシャーマンズワーフ、うらりの駐輪場にWハチを停めて、気に入りの寿司割烹「わたつみ」の暖簾をくぐります。



カウンター席に落ち着いて、まずはノンアルのビールを頼みます。


外が暑いので、冷房が効いた店内で冷たいビールは堪りませんね ( ^ ^ )/□ 



お料理を待ちながら、横須賀しょうぶ園で撮った紫陽花の写真を眺めます。淡い水色の小ぶりな花が可愛らしいですね。



注文したのは「お刺身膳」です。23年の走り納めでこちらを訪れた時は「鮪いろいろ膳」でした。汁物は、あら汁へ変更してもらいました。


やはり漁港にあるお店で頂くお刺身は、場の作用もあるのでしょうが、より美味しく感じます。



白い紫陽花は、あまり見かけないように思いますけれど、清廉な印象で良いものですね。


この花は梅雨どきに咲くイメージながら、近年は本格的な雨は7月に入ってからになるので、少し季節感から外れる気がします。



せっかくなのでもう少し頂こうと、にぎりを三貫お願いしました。左から鮪のあご、いくら、すきみ軍艦です。


女将さんが、お醤油の小皿を新しいものに代えてくれました。心遣いが嬉しいですね。



藤、菖蒲、紫陽花と花が移りゆくと、やがて暑い夏がやって来て、ひまわりの季節が到来しますね。


オートバイで出かけるのに、快適な時期とは言い難いのですが、それでも夏のツーリングは、やはり一番似合う季節だと思います。さて、この夏はWハチとどこへ出かけましょうか?



うらりににあるスペースでは、釣りの愛好家が集まって、釣り具メーカーのイベントが賑やかに行われています。長い竿が旗のようにずらりと並び壮観でした。



この日は夕方に、Wハチの一年点検をショップでお願いしていました。


西海岸線沿いの「湊魚問屋」で、冷凍のまぐろを今夜の酒の肴に買って帰るとしましょう。




[カバー写真] 


箸袋の絵は、三浦アルプスを描いてあるのでしょうか。手前は三浦海岸ですかね。添えられた詩が、気持ちを和ませてくれました。


この青い空

胸いっぱい吸い込めば

こころ晴れ晴れ