週末は上奥富サーキットでRCバイクミーティングを行いました(^^)
ガンガン走っていただいて、走らせ方やマシンのセットアップの疑問に答えていこうという企画です。
①皆さんのマシンをお借りして試走(診断)
②不具合箇所の調整(処方)
というクリニック方式でやらさせて頂きました!
動画や今回のレポートは別の機会にします。
今後は毎月1回のペースでやって行きたいな~と思います。
ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。
当日の私は、カーボンフレームのコースデビューでした。
モーターパワーも上がり全体的に速くなりましたが、
速くなった分、別の問題が・・・
フロントフォークのガタが大きくなり、最高速付近でフロントタイヤがブレるという、誰もが遭遇する症状が発生してしまいました。
これではスロットルがフルに開けられません・・・
じゃあ、本格的に対策をヤリましょうかね~
①まずは、左右のガタが出始めたステアリングワイパー
マスキングテープを一周巻いて処置。
②次にステアリングブロックをバラします。
カーボンフレームになると、ブロックだけ外せるんです(^^)v
③ステアリングヘッドのチューブを抜き出し、互い違いにテープを貼ります。
④別のバイクの写真ですが、衝撃吸収機構をタイラップでギチギチに締め上げて動かなくしてしまいます。
④ステアリングヘッドに2.5ミリの穴を開けて、イモネジでステムシャフトのガタを取ります。
ネジ穴は反対側まで開けます。
イモネジでステムシャフトを後ろから押す感じですね、なるべくフォークを寝かしたいので。
シャフトの動きが渋くならない程度にイモネジの出具合を調整します。
⑤シムでトリプルクランプの縦方向のガタを取ります。
4φのシムが無かったので、5φで代用しちゃいました(^^;
⑥ホイールにベアリング入りのブレーキディスクが入るのですが、
そこの穴が緩くてガタガタでした・・・
これもフロントタイヤがブレる原因ですね~
なので、テープを巻いてキツくします。
⑦最後にフロントタイヤがブレるのとは別件なのですが、使用しているうちにフロントホイールシャフトの真鍮パイプがフォークレッグに食い込んで、ホイールナットを締め付けると、フォークレッグとホイールが干渉してタイヤが回らなります。
これも操縦性がおかしくなる原因ですよね。
内径3ミリのシムを噛ませば良いのですが、頻繁な(私だけ?)タイヤ交換の際に、いちいち薄くて小さなシムを入れるのは面倒です(老眼始まったし・・・)
なので内径3mm、外径5ミリのアルミパイプで、シムの分1ミリ長い
物を作ってしまいます(N澤さんに依頼)。
純正は24mmでした。
食い込む分だけ長くしたので、フォークの動きはスムーズなまま、
ホイールは軽く回ります♪
以上、7点の対策を行いました。
これで次回の走行はバッチリなハズです!
つづく