キリマンジャロ登山は、マチャメルート(左下からスタートする青のルート)5泊6日の行程です。

 

 

意識が朦朧とした中、最後の20mは酸素ボンベの援護をもらい、なんとかステラポイント(5756m)に登頂することが出来ました。

 

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距離、標準タイム(黒字)と私のだいたいのタイム(赤字)はこんな感じでした。

時間は道中の休憩を含みますが、ラバタワーでの昼食休憩は除いてます。

 

Day1 マチャメキャンプまで 11km 5hrs(5.5hrs)

Day2 シラキャンプまで     5km 6hrs(5.0hrs)

Day3 バランコキャンプまで  10km 6hrs(6.0hrs)

ラバタワー(4640m)まで4時間(4.0hrs)、そこから2時間(2.0hrs)

Day4 バラフキャンプまで         9km 8hrs(8.5hrs)

Day5 ステラポイントまで  4.3km 6hrs(8.0hrs)登頂

        ウフルピークまで            5km 7hrs(登頂できず)

 

平地に戻った今、この記事を書いていると、最終アタックは標準タイムから2時間遅れくらいだからまぁ許容範囲かと思いますが、登っている最中はほとんど意識なく、亀の歩みくらいだったかと思います。

もちろん私が最後尾で、私の後ろから登ってくる人は一人もおりませんでした。

 

今となっては、よくガイドが登頂前にストップを掛けなかったと感謝??してます。

 

で、登頂までに500%の力を使った私。

 

あんさん、

自力で下山できまっか滝汗??

 

とも思いましたが、私は登山において登りよりも、下りのほうが大得意と思ってたし爆笑

 

最後の20mは酸素ボンベで復活したし爆笑

 

高山病の症状は標高を下れば直ると信じてたので、あとは重力に任せて下ればいいと思ってたのですが、、、

 

酸素ボンベの効果はあっという間に消えて、、、えーんえーん

 

これ以上酸素ボンベを使わせてもらえることもなく、、、ガーンガーン

最後の20m(時間にして5分くらい??)で使い切ったのか分かりませんが滝汗

 

 

登頂した時よりも意識を保つのが難しくなってたのですガーンガーン

 

 

 

どうするヨ、

俺???

ここだいたい標高6000mねポーン

 

 

と思っても、

 

10m下ると、腰を下ろして寝ちゃう(意識を失う)のですよね。

どれくらいの時間かは分からないけど1回10秒か20秒くらいか??

 

 

その繰り返しで、

 

 

どうしても起きておく(意識を保つ)ことが出来ないのですよね。

 

 

そんな時、ガイドが無線を取り出しました。

酸素ボンベも同じですが、

そんなん持ってるの知らんしポーン

無線で何を話しているのかも分かりませんでしたゲッソリ

 

 

そんな夢か現実か分からない世界をさまよいながらどれくらいの時間下山してたのか、どれくらい標高を下げたのか分かりませんが、

 

想像するに下山を開始して2時間くらい経った頃だと思うのですが、

 

下のほうから、


おーい!

 

と山を登ってくる人たちが現れました。

 


 ダレダ?

???

 

 

はじめは意味が分かりませんでしたが、

 

登ってきたのは、私のチームである3人のポーターたちでした。

 

 

登頂おめでとう拍手

 

よかったね。

よくやった。

 

もう大丈夫だバイバイ

(とたぶん言ってたと思うゲッソリ

 

 

ほら、

 

 

背中を向けられたので、、、、、

 

 

よいしょっ、

 

っと拍手

 

 

もう5日間も風呂も入ってないポーターの背中にポーン

 

私の体を100%預けました。

 

じゃん

 

 

こんな感じおいで

 

で、

 

結局、

 

私を迎えに来た3人のポーターは本当に私をおんぶしながら急な斜面を走って駆け下り、

 

本日出発したバラフキャンプ(4640m)まであっという間に戻ってくることが出来ました爆  笑

 

ありがとうロバート(上の写真)。

※上の写真を撮った時は、もう私の意識も復活して遊びで写真を撮ってもらいましたけど、モチロン下山途中ですおいで

 

そして、ちょっと楽しようとしてたけどアデルとラシッドもありがとう。

 

 

彼らの背中におんぶされてキリマンジャロを降りてくるとき、2日目のキャンプでみんなで「ハクナマタタ」を歌ってくれた時のことをずっと思いだしてました笑い泣き

 

 


私をおんぶして最終キャンプ地点まで下ろしてくれたキリマンジャロタクシー3人組のロバート(中央)とアデルとラシッド(左右忘れた)ですダッシュ

 

タイトルの「〇〇〇」に何が入るかはもうお分かりですね。

 

キリマンジャロ、下山できないので「おんぶ」で下山でした拍手

いや、「タクシー」で下山もありかな(^^♪

 

名付けて、「アフリカ最高峰キリマンジャロをタクシーで下山」したお話でした拍手拍手拍手

 

 

怒涛のキリマンジャロ下山編、あと3回は続きますのでゼヒゼヒ読んでくださいね(^^♪

きっと楽しいこと請け合いです飛び出すハート

 

私をキリマンジャロ登山に奮い立たせた男たちのお話はこちらから。

 

 

キリマンジャロ登山の記事はこちらにまとめております。

 

 

実はビジネスクラス世界一周の旅の途中で、キリマンジャロに登ってます。