この記事はシンガポール時間で1月2日22時半頃に書いてます。

 

もともと22時半頃にシンガポールを出発し、翌早朝羽田に到着予定の便なのですが、当初予定されている時間に搭乗ゲートに行ったら羽田空港の事故により出発が2時間ほど遅延しているとの説明がありました。

 

 

そして石川の地震のニュースも1日遅れで知ることになりました。

特に地震は1日に発生したこともあり、現地でも既にニュースとして流れていたのでしょう、何名かの現地の方(ガイドさんとかCAさん)から地震や津波は大丈夫かというような話もありました。

被災地には日本に一時帰国中の友人家族が近くに住んでおり、とても心配です。

地震って、私は最大震度3しか経験しておらず、それでも結構怖い思いをしている中、最大震度7とかって想像することもできません。

 

そんな中、海上保安庁とJAL機の衝突事故のニュースが飛び込んできて、亡くなった海保の5名の方は地震の支援に向かうところだったと聞き、尚更心が痛み、そして、唐突に命を失うことになったかと思うと残念でなりません。

 

起こってしまった事故は今更どうすることもできませんが、私も安全管理と品質管理を一番徹底しないといけない会社に勤めており、10年以上前になりますが一つの事故で50名以上の死亡者を出した事故を起こした会社に勤めているものとしてはこういう事故(特に死亡事故)というのは全く他人事には感じられません。


今回の事故のことは全く状況も分からないので、私が何かこの件についてコメントすることはありませんが、最近安全管理と品質管理の問題って最近多いような気がしてなりません。

 

一般的に言って技術はどんどん進化しているにも関わらず、相変わらず昔と同じような問題って繰り返し起こっているのが実態かと思います。

 

私の勤めている会社でもそうなのですよね。

私の勤めている会社って、150年ほどの歴史の中で、死亡事故が起こらなかった年って、たぶん1回くらいだと思います。安全管理と品質管理は私の担当する業務とは直接的に関係ありませんが、日常に死亡事故の危機感というのは常に会社にはあります。


死亡事故というのは社員の事故だけカウントするわけではなく、安全管理については全て仕事を発注する私の会社が責任を持つので、協力会社の方が事故で亡くなったら、うちの会社の死亡事故となります。

 

時々ニュースになったりもしてますが、昔と同じような問題が起こっているというよりも、昔よりも問題は多くなってるし、問題の質も悪くなっているような気がしてなりません。


悪いことにうちの会社でも本当のことを言わなかったり、ときには嘘をつく人がいるんですよね。当然社会的使命を持っている企業ですから、問題がばれたときの社会的影響は計り知れません。


品質管理の問題はまた少し違うけど、死亡事故とかって、今回の羽田の事故もそうかと思いますが亡くなった方には全く責任がなかったりするから尚更悲しいのですよね。

 

 

事故なんて誰も起こしたくないのに起こっちゃうのですよね。

その原因は、ほぼすべて外部に原因があるわけではなく内部にあると思います。

これだけ技術が進化しても、そして何重にも何重にも確認を重ねても、結局人間が活動する限り間違いは起こってしまうのも仕方がないのかもしれません。

 

全く取り留めもない記事になりましたが、羽田空港の事故を目にして、自分のフライト予定にも影響があったのでつらつらとただ書いてみました。

 

 

記事を書いている途中に、羽田から地元に戻る便が欠航になるというお知らせが入ってきました。

なんか最近日本人の勤勉さとか、真面目さとか素晴らしいところがなくなってしまってきているようで心配です(今海外にいることもありますし、個人的な思いです)。

 

政治を見ていても、全く今の政治家に何かを期待することができない日本のこの先が思いやられます。

今日シンガポール人のガイドさんが建国の父、リークアンユーについて語ってました。

リークアンユーの功績については、改めて勉強したわけではないけど、日本の政治家は何やってんだと思います。

 

 

彼について書かれた本は高校3年生の時に読んだことを今でも覚えてます。

 

それにしても今日は超楽しみにしていたフライトだったのになぁ。

なんだか気分がのらなくて残念です。

 

ちなみに今日ラウンジに戻ってみたらシンガポール警察を呼ばれてて取り調べを受けてしまいましたポーン

 

 


もちろん無罪放免になってます。


旅は人生みたいなもんだ。

何が起こるか分かんないから、それもまた楽しい。

 

ちなみにこの二人の警察官に取り調べを受けました。



奥にいる女性が警察を呼んだラウンジの方。