トーランスの家に、1年半とはいえ、あれだけものがあったのに。。。
2倍の家の大きさと、5倍ぐらいの収納場所がある家。。となってみると、
ほぼ新築の家だったその新居のにおいがかきけされることもなく、
声が響くんじゃね。。。ってぐらい、最初は無機質感感じるぐらいの家。
引っ越し完了。
最初に思ったことは、
「何をするにも、家が広くて、なんか、疲れる~~~~!」でした。
笑
さて、我が家がトーランスからアーバインに引っ越ししたのは、
夏休み突入の2002年 6月下旬。
アメリカの夏休みは長い、3か月。
子供を広い意味で学ばすチャンスのなが~い夏時間。
周りは男女ばりばり働く両親だらけ。
夏休み中の子供の安全、教育、豊な経験場所の確保、のために、
ふんだんに提供された選択肢から選んだ
「サマースクール」、「サマーキャンプ」にいれることがデフォ。
のちに触れるけど、この
「サマースクール」のほうは、
高校レベルの学校の単位を夏休み中にとるために
普通の授業もそろっています。
(大学のようなシステムですね。)
自分のペースで卒業や、その後に進学する大学に向けて計画を立てることができますよ~。
以前にも書いた、
「みんなが同時じゃなくていい。。。」て、こういうこともそのひとつです。
と話それましたが。
プライベートが催す「サマースクール」「サマーキャンプ」はアメリカ中どこの町へいってもたくさんあるけど、
市が催す「サマースクール」「サマーキャンプ」は、地域によって勝手がまったく違うんですよ~。
トーランスの、「サマースクール」は、なんと、
「ただ」。
でした!!
あ、、、あくまでも当時ね。
だから。
アーバインにいっても、
市が催す「サマースクール」はその「ただ」」だと思いこみ、
夏休みも、英語の環境に娘をおこうと前もって計画していた。
で、アーバインのサマースクールの中で
ESL用のクラスはありそうだと知って、
申し込もうとチラシを見ると。。。
ん???
$XXX?
え、有料なの?????
それも、3けた???
たった2時間?
な~~にもわかってない若いアメリカ新米母ちゃん私。
その有料だということ、そして金額、時間帯などなど。キツネにつままれた気持ち。
トーランスは「ただ」だったわよ、ど、どうして違うの?なんで?
って気持ち。
今なら驚きはしないけどね。笑
アメリカ。
市によって州によって財政も多きく違うし、教科過程(習う科目も)も、ESLの有無はもちろん、学校のスケジュールも、労働最低賃金も、
通学バスの有無、使ってる教科書、そのほかいっぱいいっぱい、あっちもこっちも。。。
日本ではありえないような項目の、地域差。。。が存在するってこと。
大げさにゆうと、この大国、
他の町、他の州にいくと、
違う国のような、、違いがあるのです。
って。。。つくづく実感し、こなれる将来(今現在)に向けての、ほんの初めの一歩が、
この、トーランス、サマースクールの有料化発見事件だったわね~きっと。
笑 笑
とはいえ、この長い夏休みに
家にずっと子供がいるのは、親も子も不幸だよね。
なにせ、子供が一人では出歩けない、国、アメリカ。
その年の9月、アーバインで3年生を始める娘。
ESLスタート特別期間(1年)をトーランスで修了して、
ESL Student(移行期間)という位置づけでスタートする娘。
前にもふれたけれど、
アーバインは、このESLスタート特別期間は、
ESL専用の先生と、ESL生徒だけで構成されるクラスで学びます。
が、娘はトーランスで、その期間を経験。
トーランスのそれは普通のクラスにぶち込まれて、過ごすという
手荒い方法だったもので、いいのか悪いのか。。。笑
でも、その時点で、周りとの会話が短い文章で成り立つようになってましたね。
というのもあって、アーバインで秋から普通のクラスにぶちこまれることには、
まったく親子で危機感はなかったけれど。
それでも、
せっかく手荒いESL環境でしみ込んできた英語を3か月途切れさせるのはもったいない。
し、娘の性格は、どんどん入りたい。。。て思ってくれる系で。(それは本当に助かった~)
親として、夏休みの貴重な時間を、アーバインに友達を作るきっかけにもなるし、、
9月の新学期をスムースに始められるよう導いてあげたい。
で、その有料のたった2時間の「サマースクール」に申し込み通い始めたのです。
が、、
が。。。
今となっては、
その当時の私が、どうやって、それを申し込んだのか、まったくもって記憶ない。
インターネットとか普及していないときだよ。。
必死にやったのかな。。。窓口いって。英語で。
電話で聞く。。。なんて、高度なこと当時の私には不可能。
本当に覚えてない。
(が、あとから、市の教育委員会に、日本人の担当者がいるってことを知りました~)
若い母ちゃん、火事場の馬鹿力でのりこえたのか。
悪戦苦闘したのは、言うまでもないね。
ただ覚えているのは、
そのサマースクールの会場が、
その新学期から通う、小学校だったのだけ。
さあ、、いよいよ始まった、
アーバインでの生活第一歩。
きれいな街アーバイン。
驚いたことは。
学校に柵がまったくなかったこと。
アメリカで。。?
安全の町に毎年ランクインするアーバイン。
(柵のないこれ、これ校庭です)
2002年。
始まり始まり。