毎月購読している韓国語雑誌『좋은 생각』には、「豆知識コーナー」のようなものがあって、短い文がちょこっと掲載されていることがあります。
昨日の豆知識は、「好きな韓国語に関する調査」について。
本文を引用してみますと、こんな感じです。
전 세게 100개국 1033명 한국어 학습자를 대상으로 '사랑하는 한국어'를 조사했다. 가장 많이 뽑힌 단어는 '사랑해요'와 '괜찮아요'였다. 던어에 특별한 추억이 있거나 단순히 그 의미가 좋고 따뜻한 말이라는 점이 선택의 이유였다.
(全世界100か国、1033名の韓国語学習者を対象に「愛する韓国語(好きな韓国語)」を調査した。もっとも多く選ばれた単語は'「사랑해요」와 「괜찮아요」だった。単語に特別な思い出があったり、その意味が良く、暖かい言葉だという点が選択の理由だった。
もし、私がこの調査の対象者だったら、「好きな韓国語は何ですか?」って聞かれたら・・・
と勝手な想像をスタート。
〈사랑해요〉や 〈괜찮아요〉も確かに良いけれど、そこまでグイっと来なくって、どっちかというと、やはり響きの面白さとか、言葉の面白さにひかれる表現の方がおおいかなというのが私の傾向。
で、いろいろい迷って選んだのは、単語ではなく、表現ですが・・・
〈내 말이 그 말이야〉
カタカナで表すと、「ネマリクマリヤ」。
直訳は、「私の言葉が、その言葉だ」。
意訳すると、「そうそう、その通り。私もまったく同じ意見だよ」。
相手の意見に同意、同調、大賛成するときに使う表現です。
初めてこの 〈내 말이 그 말이야〉を聞いた時、「ネマリクマリヤ」という響きが、何かの呪文のように聞こえ、笑いのツボに入ってしまい、なぜかすごく気に入ってしまい・・・
しかも、たった7文字なのに、相手の意見に同意していることを強く表現できるってすごいなあって感心もしてみたり・・・
そんなわけで、とても印象に残ってます。
他にも好きな言葉はいろいろあるけれど・・・やっぱり「ネマリクマリヤ」が一番好きかもしれません。