ウッ・・・

ウッ・・・

グッ・・・・

Amebaでブログを始めよう!

その1の続き?です?!

 

その1をかなり適当に書いたのですがコメントを頂きましたので、もう少し詳しく書こうと思います。

グロム用の唯一のフルコンであるaRcaerのECUを使った私なりのセッティングの流れをまとめます。

(フルコン/サブコンはセッティングをミスると最悪エンジンを破損させるので、よく分からない方はプロショップにまかせましょう。ちなみにプロショップといわれるお店でもよくわかって無い場合が多いので要注意です)

 

この内容はエンジンの仕様が純正に近い状態となります。

ボアアップしていたりインジェクターを変えている場合は下記の内容+インジェクターの容量の設定等が必要になります。

 

必要なものはa Racer ECUとO2センサーユニットのAF1もしくはAF2、Bluetoothを搭載したスマホかパソコンです。

aRacer ECUには様々なオプションが設定されていますが最低限必要なのはO2センサーユニットのみで可能です。

 

①車体へインストール

②PCかスマホに専用アプリをインストールし、グロム用の標準マップのダウンロード、書き込みし初期設定

(スマホ用アプリは有料です、PCアプリのみでも可能です。)

③AT(オートチューン)で実走を繰り返しベースマップを更新

④ATで作ったベースマップのおかしな場所をPCで補正

⑤最後にクローズドループ(自動補正機能)をオンにして完了

(CLをオンにした状態で走行し、大幅に補正されるような箇所は燃料調整します。またエンジンの仕様によっては点火タイミング等も変更します。)

 

こんな感じでしょうか。

冬用のマップを作れば暖かい季節も安心して走れます(多少燃費が落ちますが)。

マメな人は季節ごとにマップを作っても良いかもしれません、私はめんどくさがりなので冬に合わせて通しますw

 

①車体へインストール

 

これは説明するほどのことではないのですがサブコンより簡単です。

サブコンはカプラーオンモデル以外はハーネスの加工が必要ですが、フルコンは純正ECUと交換するだけです。

グロムの場合純正ECUよりaRacer ECUのほうが本体サイズが大きいため、純正の位置には固定できません。

私はタンクとフレームの間に固定しています。

ECU本体以外にO2センサーのユニット、bluetooth通信用のBLINK固定が必要です。

 

初期マップの書き込み

 

ECUの交換後はマップが入っていないためエンジンをかけることができません。

スマホもしくはPCと接続しECUに書き込みします。

これはPC版ですがアプリ起動→メニューの「ツール」→QuickBurnでマップのダウンローダーを起動します。

こんな感じで予め数種類のマップが選べるようになっているので、エンジンの仕様に近いものをダウンロードし、ECUへ接続し転送します。

スマホ版も同様にメニューからQuickBurnを選択しダウンロード、転送という形です。

 

ボアアップされていてインジェクターを大容量のモノに交換されている場合、、インジェクターの実容量を計測し設定する必要があります。

ここではノーマル基準のの説明になるので省きます。

 

マップを転送するとエンジンをかけることができますが、その前にTPSのリセットをしましょう。

PC版はツールからTPSリセット、スマホ版はメニューのキャリブレーションから一番最後にTPS Learnがあります。
 

 

これでエンジン始動の準備ができましたのでまずはISCの調整をします。

アイドリング時のエアの流量ですが、冷間時と暖気後では数値が違うので気を付けてください。

エンジン始動後暖気します、油温計を付けている場合は80度以上になるまでしっかり温めましょう。

ほとんどの方がケースのドレンボルトから温度を取っていると思われますが、この場合オイルギャラリー内の温度と比べると-5~10度低く表示されるようです。

 

油温計が無い場合はスマホアプリを起動して「T_eng」の項目から確認できます。

これはシリンダーに取り付けてある温度センサーの温度なので実際の油温より高く表示されると思われます。

また、この純正温度計の場合は夏場と冬場で表示されている温度に対しての油温が異なるので注意してください。

 

エンジンの温度が低いと燃焼効率が下がり数値が左右されるので、温度依存の項目を調整するときは必ずエンジンが温まっている状態で調整してください。

 

スマホアプリの下に8個の項目が表示されていますが、ここにISCの項目が無い場合は下に隠れています。

項目をスワイプしISCの項目が表示されたら長押しした状態でスワイプすると並び替えできますので、任意の項目を表示させましょう。

私は表示させてる項目は以下になります。

 

・T_Eng エンジン温度

・AFR ターゲット空燃比

・AFR_WBO2_CAL 現在の空燃比

・Fuel_CL クローズドループ補正値

・SA Spark Angle 点火時期(BTDCの角度)

・ISC_Air_Flow アイドリング時の空気の流量

・Cyl1_injector_Period インジェクターの使用率

・TPS_Persent スロットル開度

 

ISCの調整はスロットルボディの右側についてるスクリューで調整します。

標準値は全閉から2回転戻しです。

ここをいじるとISC_Air_Flowの数値が変わります。

aRacer推奨値は20前後とのことなのですが、グロムはここを調整するとアイドリング回転数が変わります。

推奨値まで上げるとアイドリングが高くなりすぎるため、私は標準値の2回転戻しにしています。

この場合ISC_Air_Flowの数値は0.2くらいでしたw

今のところ不具合はなさそうなのでこのままにしています。

ビッグスロットルボディに変更されている方は調整したほうが良いと思われます。

ISCの調整をするとTPSがずれる場合があるので、上記のTPSリセットを再度実行してください。

 

これで走れる状態になりました。

 

ATを使用してマップの作成

ATこそaRacer ECUに変更する最大のメリットではないでしょうか?

個人でセッティングするためにはこれ以上のツールは無いと感じます。

ノウハウのあるショップでセッティングしたほうが良いだの、O2センサーの精度が市販品とショップノダイノでは精度が違うだの、言う人がいますが自動車業界に身を置いていた自分としては怪しいショップもたくさんいますよw

この話は長くなりそうなのでATの話に戻りましょうw

 

aRacerのATはオンにすると装着されているO2センサーからリアルタイムで空燃比を読み取り、走行中の燃料の濃い薄いを判断し、設定したターゲット空燃比に近づくようにマップを書き換える機能です。

 

マップの書き換えはリアルタイムですぐにというわけでなく、ATオン→走行して補正→ATオフで補正されたマップの保存、エンジンオフ、その後10秒以上経過してからエンジンオンで書き換えが完了します。

ATをオンにし同じ条件(気温、走行ルート、スロットル開度等)で走行することによりATの精度を高めていきます。

 

まずはターゲット空燃比を設定します。

ATの設定はPCでもスマホでもできますが、スマホでやるほうが楽ちんです。

 

 

3番のターゲット空燃比を開きます。

 

 

個々の数値を設定します。

出力優先なら12-13、燃費も考えるなら13-14くらいでしょうか?

 

グロムの純正ECUは常用回転域でクローズドループ制御が働き、理論空燃比(14.7)に強制的に変更されます。

ループ制御されるだけでなく、マップ全体も少し補正されるようです。

サブコンだとコレがやっかいで、ループ制御を解除しないと補正したところで元に戻されてしまいますよね。

aRacereはそんな面倒なモノがないので全域自分の好みの空燃比に近づけることができます。

ターゲット空燃比の設定が終わったら12番のATを開きます。

 

 

 

ATをオンにする前に動作条件が3個あるので確認します。

オンオフ切り替えボタンの下に「malf」「T_Eng」「WBO2」の3項目あります。

 

・Malf 故障コードです。

何も問題なければ水色になっています。問題がある場合はメニューのMalf. Codeより確認して問題を解決してください。

 

・T_Eng エンジンの温度です。

aRacerの空冷エンジン推奨値は80度以上なので、それ以上まで暖気してください。

 

・WBO2 ワイドバンドO2センサーが使用可能かどうかです。

O2センサーはただ接続すればすぐ使えるというのではなく、動作温度があり、低温ではうまく働きません。

O2センサーに使用されているジルコニア素子は300度以上になると酸素濃度の変化で電気を発生します、この電圧の差で酸素濃度を検知しています。

センサーにはヒーター機能がありイグニッションオンで自動で温めてくれるのですが、これが結構電気を食います。

2年使った標準バッテリーで、11v以下まで下がりますw

基本的にはイグニッションオンでヒーターが作動しセンサーが温まった状態でエンジンをかけるのがベターのようですが、そんなことしていたらバッテリーの電圧が下がり、ECUとのBT接続も切断されてしまいます。

 

なので私はこれを無視して普通にエンジンをかけています。

他社のO2センサーをつけていたときは、ヒーターが作動し使用可能になるまで1分弱かかっておりました。

どっちみちエンジンかけてATの動作する80度以上まで暖気運転すると勝手に排気でセンサーも温まります。

という考えでふつうにエンジンかけていますが、これをしないとセンサーが壊れるという意見をチラホラ聞きます。

しかし車に乗るときってそんなの意識してエンジンかけますかね?知らずにすぐかける人がほとんどですよねw

aRacer AF1 O2センサーユニットに付属のO2センサーは謎メーカー製で、他の人のブログ等を見てるとよく壊れています。

ですのでそれを使わず、ボッシュのセンサーを使っています。

グロムで4000km、他車で15000kmくらい走っていますが壊れていません。

真似される場合は自己責任でお願いしますw

 

上記の3個の項目に問題なければ赤色表示から水色に変わりATがオンにできます。

オンにするタイミングは暖気運転が終わった状態でエンジンを切らずに、アイドリングのときにオンにしてください。

でないと、スロットル開度0、エンジン回転数が0の状態の空燃比を読み取っておかしなことになります。

クローズドループもオフにしてください。

 

結構長くなったのでATセッティング辺は次回へ続きます・・・!

 

 

 

 

 

去年ヤフオクで購入したNSR50レーサー。

以前ブログでも書いていましたがほぼ完成してますw

 

 

NSR250や昔の2stバイクが相場が理解できないくらい高騰していて、NSR50/80も高騰するのではないかと思い今しかないと思いポチったら落札してしまいましたw

エンジンと車体番号から後期だったので高くなると思いきや、この見た目のせいか安かったです。

昔NSR50/80(80はバラバラ状態で保管中)を乗っていたので懐かしい。

 

購入時は写真の状態で外装なしのレーサー状態。

エンジンもオイルポンプレスだったので予備で持っていたポンプをつけて、ピストンとリングは交換。

タイヤも変えて前後ブレーキやキャブもメンテ。

この辺りの消耗品は純正品がまだ出ていて助かりました。

レーサーでクーラントが水のみだったのかウォーターラインの錆び除去が大変でした。

 

問題は公道仕様に戻すための部品集め。

メインハーネスや発電コイルは予備でストックしていたもので対応。

コイルを加工し半波から全波整流にして発電量を上げ、交流から直流化してLEDを使えるようにしました。

純正のハーネスをバラすと案の定経年劣化で被覆が剥がれたり断線している場所があったので、補修どころか半分以上作り直していらない部分は撤去!

この作業が一番めんどくさかったw

 

シートレール下に付くインナーリアフェンダーとオイルタンクが高騰していてびっくりしました。

レーサーにすると要らなくなる部品なのですが、公道戻しの需要かモノが少ないのか高くなってます。

オイルポンプやメインハーネスも高くなっています。

長くのるなら今のうちにストックした置いたほうが良さそう。

フェンダーは切ったり加工されてるものは安いですがそれは不格好なので無加工品をチョイス。

このインナーフェンダーが無いとバッテリーやCDI等が固定できないんですよね・・・CDIも新品に交換。

 

外装はPG80で塗装。

カウルはアウディ純正ナルドグレー、ホイールはコベルコグリーンです。

 

 

ミラーもメーターも純正、ライトはPIAAのML37なんですがバルブが暗すぎて追加でLEDフォグ付けました。

この状態になったのが今年の去年の今頃だったような?

シートカウルが白色なのは塗ったカウルが合わなくて加工が必要なのでとりあえずの状態ですw

 

NSR50 4型 AC10-170~

・エンジン ノーマル

・キャブ 純正+ファンネル+エアフィルター

・リードバルブ 純正

・チャンバー 純正

・電気 前期アナログ+全波整流化 プラグはB9EG

・CDI 銀ポッシュ

 

 

純正メーターが60km/h表示なうえに30km/h以上出すと点滅します。

60km/hを振り切り、11000回転でSEIKIの表示くらいまで行くので90km/hくらいは出てるのかな?

エンジン自体の調子は良さそうです。

しばらく乗らないとクラッチが張り付き、1速へ入れたときのシフトショックが大きめなのが気になる・・・エンジンバラすのは来年にしよう・・

 

とりあえず乗れるようになったのでフレームが割れたグロムの修理に移行し、グロムも完成したので来年はXR100モタ復活作業かな!

 

 

 

 

スタント練習の音の問題でずっと純正加工品を使っていましたが、ガレージに中華エキパイが転がってたのでつけてみることに。

このマフラー、もう1台のグロムを買ったときに付いてきたのですが外してほったらかしでした。

一時期ボアアップも考え用意したのですが軽二輪への登録変更と、維持費の関係でめんどくさくてお蔵入り!

じゃーハイコンプピストンしかねえ!と思い、ハイコンプにするならマフラーも変えないと排気がボトルネックになるのでは?と。

そこでピストン交換前にとりあえずマフラーだけ変えてみることにしました。

 

 

これの一番上のサブチャンバーみたいなのがついてるタイプです。

確実にセッティングが狂いそうなのでO2センサーのボスを付けるためにいつもお世話になってるなんでも屋のおじさんのとこへ。

30分くらいでちゃちゃっと付きました、急にお邪魔したのに神対応です。

このおじさん、とても器用で久々に伺うと馬鹿でかいレーザー加工機を自作していました。

出力40WのCO2レーザーでエッチングや紙やベニヤの加工等色々可能です、ワークサイズは1400x800くらいまで対応!!

お仕事募集中!

将来的には100W以上のレーザーを搭載予定のこと。

前回伺ったときはCNCマシンを作ったりとホントに手先が器用な方で尊敬します。

 

話は戻ってこのサブチャンバー、構造的にメインパイプに穴をあけて周りを覆っているもんだと思ったら中は空洞でした。

これは流速が下がる予感しかしない・・・!!!

有名メーカーはこんな感じのサブチャンバー構造ですが、この中華マフラーは途中でエキパイが太くなってるだけ!w

性能低下待ったなしですが、とりあえず試してみることにします。

ちなみにサイレンサー部分はレオビンチ製ですが、中華エキパイとセットなところを考えるとこれもパチモンではないかと推測しています。

 

つかないだと?!つかないというかエキパイが外側へ出てしまう。

 

 

ホゲー!!!!!!!!!!サブフレーム固定用に溶接しているタブの部分がぶち当たってこれ以上エキパイが内側へ行きません。

 

 

とりあえず苦肉の策でこの固定・・・使ってみてよさげだったらステーを作ります。

サイレンサーにはバッフルが付いていますが、うるさかったら嫌なのでこれでもかいうくらいグラスウールを巻きました。

そのおかげかアイドリングは純正並みの音量!これは満足です。

 

いざ試走!

 

走り出してすぐわかる低速トルクの無さ!w

 

なんやこれえ・・・・びっくりするほど遅くなりました。

 

ロガーで確認するとクローズドループで燃料がマイナス補正されまくりです。

アイドリング~6000回転くらいまで-10~15%、8000回転まで回してー3~5%でした。

排気流速低下による吸気効率の低下に加えて、ハイカムによる低回転の実圧縮低下、クラッチカバー交換でオイルフィルターローターも撤去されているので低速トルクとはなんぞや?状態!!

これは不採用です不採用!クラッチカバーと吸気がノーマルだとまだマシな予感がします。

ほんとはUSヨシムラのアップタイプRS9Tが欲しかったのですが円安で買えません、国内では19万とかで売ってます、買えるか!

 

という状態なので7000回転くらいまでは正直ゴミなんですが、それ以上は排気効率が良くなるのかリミット設定している11,000回転まで綺麗に回り、純正に比べるとパワー感マシマシです。

これはハイコンプ化で化けそうな気がします。

 

中華マフラー総評

 

△安い!

△サイレンサーは50.8mmの好きなものが選べる!

△ボアアップやハイコンプ化には合いそう。

▼下のトルク低下が顕著(私の仕様のせいかも)

▼つまりハイカム、パワフィル化、社外クラッチカバー化の低速トルク死ぬ仕様には合わない

▼安物感がすごい

 

 

 

 

 

 

 

 

グロムでフルコンセッティング中です。

お店に出すと5万-10万イェンほどでセットしてくれるみたいですが、近所に信頼できそうなお店がないのとやはり自分でやりたいので色々と調べて試行錯誤しております。

お店に任せるなら関西だと京都のザックモーターサイクルさんが良さげな感じ・・・

 

とりあえず冬のセッティングに合わせておけば一年中走れるので、この寒い間にすべてを終わらせたい。

厳密には暖かくなると空燃比がずれますが、濃いほうにずれても燃費が悪くなるくらいで問題なしと踏んでいます。

 

現在のグロムの仕様

 

・純正124ccエンジン

・武川製スポーツカムシャフト(N20)

・純正インジェクター

・IN側ポート加工

・純正26mmスロットルボディ+テーパー加工

・エアクリボックス撤去のアルミパイプ+シリコンホース+パワーフィルター仕様

・純正加工マフラー

・武川5速トランスミッション

 

元々スタント仕様で耐久性を落としたくなかったため、ノーマルに毛の生えた程度ですw

マフラーも練習の都合でうるさいのはNGなため純正ショート加工品です。

 

ECUはaRacerのRC2 SUPER2です、これにAF1というO2センサーモジュールを組んでいます。

それ以外のモニターやオプションはつけていません。

とりあえずこの最小の組み合わせでセッティング自体は可能だと思います。

 

以前はサブコンとinnovateのワイドバンドA/F計を付けてやっていましたが、一生終わる気がしませんでした。

セッティングしたい箇所(スロットル開度+エンジン回転数)を決めて実走、空燃比計を見ては燃料を増減しまた実走。

これの繰り返しでした。

 

aRacerの場合はオプションのAF1もしくはAF2というO2センサーモジュールを使うことによりAT(オートチューン機能)を使い実走することにより、指定した空燃比に近い基本マップを作製してくれます。

このマップをベースに補正していき完成させる感じだと思います。

 

ちなみにATを常にオンにしていたら手間なしで理想の空燃比で走れるじゃん!と思いの方もいらっしゃると思いますが、それは不可ですw

 

なぜならATは完璧ではないため、ズレが生じます。

急なスロットル操作やエンブレでズレます、急とまでも行かなくても普通の感覚で乗ってるとズレまくります。

急に薄い箇所だったり濃い箇所だったり出てきます。

なのでベースマップ作成に使い、あとは手動で補正していくのです。

 

aRacerはスロットル開度、エンジン回転数とインテーク内の吸気圧力を基準に制御するDジェトロっぽい感じなんです。

しかしグロムは吸気圧センサーがないのにどないなってンノ??と思ったら、ボア径やエンジン回転数、スロットル開度から大体これくらいだろうという仮想の値らしい・・大丈夫なのか?w

 

 

よく分からない前置きが長くなりましたが、まずはベースマップ作成から・・

 

詳しい説明は端折りますが車体にaRacer ECUやらO2センサーモジュールやらをインストールします。

スマホもしくはPCにaRacerのアプリを入れて車体と接続します。

その車体用の標準マップをダウンロードし、ECUへ転送します。

 

これでとりあえず走れる状態になります。

ノーマル状態で乗る人はこれで完了です、いじる必要はあんまりないと思いますw

aRacerの標準マップは純正マップよりパワーが出てるみたいですよ。

 

スマホアプリもしくはPCのアプリでターゲットAFR(目標空燃比)を指定します。

標準では出力空燃比の13くらいになっていますが、これは任意で変更可能です。

X軸がエンジン回転数でY軸がスロットル開度?でしょうか。

 

 

もちろんPCでも可能です。

 

 

 

 

 

ATを動作させるには条件があります。

 

・故障コードなし

・空冷エンジンの場合エンジン温度(油温)80度以上

 

ATをオンにして実走すると図のように走った個所に色がついていきます。

黄緑色は空燃比13前後ですので問題ありませんが、オレンジ色や水色が見えますね。

これは濃い箇所と薄い箇所です。

 

ATで実走→ATオフでマップの保存→イグニッションオフ、10秒以上経過後再びエンジンオン、これでATのマップが反映されます。

これを繰り返し、走行中のリアルタイム空燃比がターゲット空燃比に近づいているかを確認します。

ATは1回で終わらせるのではなく、アイドリング付近、低回転、中回転、全開等分けて行います。

全域でATを終わらせ、走行中のリアルタイム空燃比を確認し、基本マップを完成させます。

 

ちなみにスマホアプリで燃料の補正も可能なのですが・・

 

 

ネットで見てると勘違いして、この補正画面で燃調完了と思っちゃってる残念な方もいます。

100という数値はベースマップの値が100%という基準値ということで、これを110にすると10%燃料増量という感じです。

これはあくまでもスマホアプリ起動時に反映される補正であって、ベースマップへの書き込みはされません。

ベースマップを変更する場合は、PCと接続してPCのアプリで補正後ECUへマップを転送しなければなりません。

 

基本はスマホでAT等の機能のオンオフ、数値の補正等はPCでの作業となります。

ですのでPCで作業を完結できますが、スマホのみでは不可能です。

 

次回へ続く・・・のか・・!?

 

 

友人のスタントで使用しているZX-6Rのフレームが割れてしまったので、フレーム交換のお手伝いに行ってきました。

お手伝いといっても到着したらフレーム交換自体は終わってましたけど・・

 

 

スタントケージをつけてバイクを投げたりこかしたりシバキ倒すので、ケージ取り付け部分のエンジンマウントが割れます。

ケージは鉄ですが取り付け部分のフレームはアルミなので本格的にスタントで使うと割れますね。

対策は補強か鉄のトラスフレームに交換するかのどちらかしかないみたいです。

グロムもウィリーサークル練習しだすと割れますし、N5もフレームしょぼいから割れそう、でも試してみよう。

 

 

大型でスタントはお金もかかるしある程度メンテする知識も必要、あとトランポも絶対必要ですね。

トランポ欲しいけど無職のおじさんには買えないぜ・・・!

 

ヒデハルエンジニアリングに預けているグロムのフレーム、いつ直るんだ・・!?

ヒデハルさん一人でやられてるし、1年以上待ちで預かってるバイクがあったり、急かされるとやらないって言ってたので1年はかかりそうだなあ・・と思ってたらほんとに1年かかって、この調子でいくと来年になっても直ってなさそう笑

 

この1年の間にグロムもう1台増えたし、フレーム割れるたびに乗り換えたほうがいいのでは?と思った。

去年末に伺ったときにNSR50にNSR125エンジン積む作業していて、それが終わったらグロムやるから!って言ってくれましたが

ブログ見ても別の車両のフレーム補強やエンジンスワップしてる・・・Ω\ζ°)チーン

 

もう1年待たされたらグロムでやる気なくなって2台分と部品全部処分してトランポ買ってそう。

 

購入当時から装着されていたタイヤが転がし用のお古だったので交換です。

この前グロムの腰上OHを手伝った友人がサーキットで使ったBT601が余っていたので頂きました。

サイドは減っていますがセンターはまだまだ使えそうです、薄給戦士なので助かります!

 

前期型の予備のホイールを持っているのですが、装着されているタイヤが新品のレーシングミニというフルコース用のハイグリップでした。

これで公道を走るのはちょっと怖いので新品ですが破棄!の予定でしたが、同じくNSR50をレストア中の友達がほしいという事であげました。

 

 

 

上の2本は新品のレーシングミニで下の2本はNSR50についてたタイヤです。

ついでなのでグロムのホイールについてたボロタイヤも外して破棄!

 

 

ヒデハルさんにフレーム修理で預けてる間に職場の後輩からグロムをもう1台購入したのですが、タイヤがパンクしておりました。

タイヤ交換がめんどくさくてタイヤのついた予備ホイールに交換したのですが、NSR50のタイヤ交換ついでにパンクホイールを外して捨てようと思ったらタイヤの中に謎の玉が。

 

ナニコレ?

 

 

黒ホイールはNSR50で交換したもの。

白と金ホイールはタイヤ外しました、チェンジャーあると作業が楽です。

 

 

●今回交換した部品

・フロントタイヤ バトラックスBT601SS 100/90-12

・リアタイヤ バトラックスBT601SS 120/80-12 

続NSR50復活作業です。

 

まずはウォーターラインにぶちこんで放置していた洗浄剤を抜いてポンプガスケット交換して最終仕上げ。

洗浄剤入れて放置して抜いてを4回くらい繰り返したでのピカピカです!職場のおじいちゃんのアタマくらいピカピカです。

 

納車時にエンジンかかることは確認したのですがやたらアイドリング高いし、チョーク引かないとエンジンかからないのでとりあえくキャブを分解しました。

 

詰まりも特になく中古車によくありそうなガスケットの痛みもなかったのですが、とりあえずジェット類交換!

しかし直らず。

チョーク引かないとエンジンかからず、引いてエンジンかけるとアイドリングがものすごい高い。

どっかでエア吸ってると思ったらインマニとキャブの間のインシュレーターがありませんでした。

インシュレーターがスペーサー代わりなっているので、それがないことによりインマニ止めるボルトとキャブが干渉して微妙に隙間ができている!

 

たまたま部品があったので解決!

 

次はフロントブレーキです。

固着して全く効かなかったのでキャリパーとマスター全バラです。

先にキャリパーのシール類は用意していたのですが、ピストンが硬すぎてパワープレイで無理やり抜いたらパッドを押す面がガタガタになったので次回交換です。

 

マスターシリンダーもピストンのブーツが抜けなくてこれまたパワープレイで引きちぎりましたが

ピストン固定してるCリングも錆びまくりでした。

このサビを落とさないことにはピストン交換できないので中断!中が狭いのでリューターにワイヤーブラシつけて落とします。

 

残りの作業

 

・リアキャリパーOH

・分離給油用オイルポンプ/オイルタンク取り付け

・キック取り付け

・メインハーネス取り付け

・タイヤ交換

・外装取り付け

 

3月中に復活させるんだ・・・

 

●今回交換した部品

 

水回り

・純正ウォーターポンプガスケット 19225-GE2-000 

・純正ウォーターポンプカバーのノックピン2本 094301-08140 

・ウォーターポンプカバーのボルト SCM45六角穴三価ブラック

・エルフ製クーラント

 

フロントブレーキ

・純正キャリパーピストンオイル/ダストシール 06451-GE2-405

・純正キャリパースライドピン 45131-GE2-006

・純正キャリパースライドピン 45131-166-016

・純正キャリパースライドピンのワッシャ 45216-166-006

 

吸気

・純正インシュレーターガスケット 17119-168-010

・メインジェット 108番

・スロージェット 42番

・エアスクリュー

・アイドルスクリュー

・フロート室のビスを六角穴ボルトに変更

フレーム修理に出してるグロムが一生戻ってこなさそうなのでバイク1台増やしました、やべー7台になった・・

ボロレーサーです。

状態は後期、エンジン実働、カウルなし、前後ブレーキ固着くらいなのですぐ直せそうです。

 

 

レーサーだったので案の定水しか入ってなくてシリンダーとウォーターラインがサビうんこだらけ!

謎の液体ぶちこんでサビ落とし。

 

シリンダーとヘッドも白サビひどかったのでブラストして塗装!!

中はホーニング!ピストンはまだまだいけそうだったのでガスケット類だけ交換。

コンロッドのスラスト方向のガタがちょっと気になったので次回はOHしましょう。

 

ついでに余ってたカウルも塗装して装着!!

 

.

ぼちぼちキレイに塗れたんではなかろうか。

塗料はPG80でアウディのナルドグレーに調色して、最後はクロマックスのクリアです。

 

ナンバー登録は終わらせたので、あとは街乗り用にハーネスと灯火類つけてブレーキ、タイヤ交換くらい?

ハーネスも直流化したいけどめんどくさくてやらなさそう。

こいつが直るまでにグロムのフレーム直ることを祈る・・・ヒデハルさん頼みますよ!!!!笑

 

●今回交換した部品

 

・純正ヘッドガスケット 12251-GAA-003

・純正シリンダーガスケット 12191-GAA-000

・純正ピストンリング 13011-GE2-305

・サーモススタットのOリング 19310-GE2-000

・リードバルブガスケット シリンダー側 14132-GT4-711

・リードバルブガスケット インマニ側 14133-GT4-711

・インマニ固定のボルト4本 SCM45 六角穴に変更

今日はグロムでレースしている友人のエンジンOH作業のお手伝い。

シリンダーヘッド、旧排気バルブ、ピストンの交換の腰上OH!
 
新品のヘッド周りを格安を入手したとかなんとか。
バルブすり合わせしてバルタイ合わせて規定トルクで組みました。
 
後日無事エンジン始動して、慣らし運転後のインプレは回転の上昇速度が上がったとか。
 
自分のグロム用にボアアップキット、ハイカム、フルコン、ビッグスロットル等用意してるのですが、フレームとエンジン一緒にヒデハルさんに預けてるため作業できませんねん笑
 

数年放置してるNSR80を復活させようと思います。

放置と言っても野ざらしではなくて、バラバラにして家に仕舞っているのでそこまでひどい状態ではないはず・・

 

というのも1年前にグロムでスタント練習してたらついにフレームが割れてしまいました。

グロムの弱点でサークル練習しだすと必ずフレームが割れるみたいです、友達のグロムも割れてるのを確認しました。

そのグロムを補強を兼ねて修理をヒデハルさんとこにお願いしたのですが、お忙しいのでまだ直りません!笑

グロム直るまでまだ時間がかかりそうなのでNSRを直すことにしました。

 

 
NSR50/80の部品を10箱くらいに分けて入れてます。
 
エンジンはオイルと水抜いてそのまま置いてました。
 
PWK発掘!
 
こっちは50エンジンです。
 
後期50レーサーはエンジン実働でキャリパーだけメンテすれば即乗れそうなので、こっちに80エンジン載せるほうが効率良い気がする。
25Rは来月リコール持っていきます。