CentOS6 Zend Framework2をインストール | PCマニアときどきアウトドア

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忘れっぽいので備忘録として記録することにしました

 謹賀新年2014、最初の記事です。

 「Zend Framework2 徹底解説」が昨年12月に発売されたので購入してみた所、Windows環境での導入方法しか解説されてなくて一苦労自分なりに行ったスケルトンプロジェクトのウェルカムページを表示するところまでをメモ。PHPエディタとして使用しているEclipse導入記事はこちら

導入した環境
CentOS 6.5 GUI
Apache2.2.15
PHP 5.3.3
Eclipse 4.3 (Kepler)
Eclipseのワークスペース:/home/**ユーザ名**/workspace

ApacheとPHPのバージョン確認コマンド
$ httpd -v
$ php -v


 Zend Framework 2のインストールはyumで一発。

$ yum install php-ZendFramework2

 Zendライブラリは「/usr/share/php」に自動でできます。
 次にphpのパスを設定。

$ vi /etc/php.ini

 780行付近のパス設定に、/usr/share周りを追加。

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
; Paths and Directories ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
; UNIX: "/path1:/path2"
;include_path = ".:/php/includes"
include = ".:/usr/share:/usr/share/php:/usr/share/pear"    ←追記

 apache再起動。

$ service httpd restart

 Eclipseを起動し、メニューの「ファイル」→「新規」→「PHPプロジェクト」をクリック。「プロジェクト名」に、「ZendSkeleton」を入力。各オプションは以下の様にした。
・内容:ワークスペース内に新規プロジェクトを作成
・PHPバージョン:デフォルトPHP設定を使用
・プロジェクトレイアウト:プロジェクトをソースフォルダーとして使用
・JavaScript:使用可能にする(チェックを入れる)

「完了」クリックで、ワークスペース配下に、「ZendSkeleton」というディレクトリができる。

 スケルトンアプリをGitHubからDL。右下の「Download ZIP」で圧縮されたファイル一式をDLできる。



 DLしたファイルを解凍する(右クリックで「ここに展開」)。解凍してできたフォルダの中身を、先ほどのEclipseワークスペースフォルダ「ZendSkeleton」へ移動。何か上書きするか聞いてきたので、上書き。

 EclipseのPHPエクスプローラー(画面左のプロジェクト一覧)から、ZendSkeletonの所で右クリック、リフレッシュする。そのままEclipseで、/ZendSkeleton/public/index.phpを編集。

<?php
putenv("ZF2_PATH=" . '/usr/share/php');

/**
 * This makes our life easier when...
 * to the application root now.
 */
chdir('/home/**ユーザ名**/workspace/ZendSkeleton');

以下変更なし

 httpd.confで、php実行を設定していない場合、ZendSkeleton以下にhtaccessを設置し、phpを有効にする。

/ZendSkeleton/.htaccessの記述
AddType application/x-httpd-php .php

 ブラウザを開いて、「localhost/ZendSkeleton/public/」にアクセスすれば、ウェルカムページが表示されるはず。

以上。