CentOS6.4 PHPをEclipse4.3でプレビューする設定 | PCマニアときどきアウトドア

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忘れっぽいので備忘録として記録することにしました

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 CentOS_6.4 環境下Eclipse4.3(Kepler)でPHPファイルをプレビュー実行できるように設定したときのメモ。

 ログインユーザーのディレクトリで作業できるように、最初ApacheのUserDirオプションで設定を試みたがプレビュー(URL変換)がどうにも上手くいかなかったので、DocumentRootを変更する手段をとった。そのためそのまま外部公開するような設定ではない。

 Apacheを停止して設定ファイルを開く。
$ service httpd stop
$ vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

 ドキュメントルート変更。
DocumentRoot "/home/ユーザ名/workspace"

 ドキュメントルート設定。
#
# This should be changed to whatever you set DocumentRoot to.
#
<Directry "/var/www/html">
 ↓ 変更
<Directry "/home/ユーザ名/workspace">

 790行付近にAddType説明があるのでphpを追記。
#
# AddType allows you to add to or override the MIME configuration
# file mime.types for specific file types.
#
#AddType application/x-tar .tgz

AddType application/x-httpd-php .php  (追記)

 以上でApacheの設定は終わりです。次はJAVAをインストール。

 java SE サイトより、jdk1.7.0_25のrpmをDLし、rpmファイルをWクリックして
インストール。java言語は絶対使わない、というのであればjreでも可。

 rootでeclipseを使用するユーザーの.bash_profileを編集。
$ vi /home/ユーザ名/.bash_profile

 以下の用に編集(下3行追記、パスを通しただけ)。
# Get the aliases and functions
if [ -f ~/.bashrc ]; then
    . ~/.bashrc
fi

# User specific environment and startup programs

PATH=$PATH:$HOME/bin

export PATH

export JAVA_HOME=/usr/java/jdk1.7.0_25
export PATH=/usr/java/jdk1.7.0_25/bin:$PATH
export CLASSPATH=.:/usr/java

 設定再読み込み
$ source ~/.bash_profile

 パスの設定確認。
$ java -version
java version "1.7.0_25"
OpenJDK Runtime Environment (rhel-2.3.10.4.el6_4-x86_64)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 23.7-b01, mixed mode)

 次はEclipseをインストール。jdk7で、Eclipseのバージョンが低いとインストールでエラーが起こり先に進まない(3.6で失敗)。Eclipseはyumでインストールするのではなく、サイトより直接DL。

 eclipse.orgサイトからEclipse standard 4.3をDL。tar.gz形式なので解凍。ホームに解凍して出来た「eclipse」というディレクトリを移動。
$ tar zxvf DLしたファイル名.tar.gz
$ mv eclipse /home/ユーザ名/

 デスクトップにショトカ作成する場合は以下。個人的にはパネルに追加がスッキリして良い。
$ ln -s /home/ユーザ名/eclipse/eclipse /home/ユーザ名/デスクトップ/

 引き続き日本語化作業。2つファイルをコピーして有効化するだけ。

 Pleiades本体をDL(Pleiades All in One ではない事に注意)、解答したディレクトリ内の「plugins」および「features」以下の「jp.sourceforge.mergedoc.pleiades」というディレクトリ(2つとも同じ名前)を「/home/ユーザ名/eclipse/」の「plugins」「features」にそれぞれコピー。

 プラグイン有効化設定。
$ vi /home/ユーザ名/eclipse/eclipse.ini

 以下(pleiades.jarのパス)を最終行に追記する。
-javaagent:/home/ユーザ名/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

 Apacheを忘れないうちに起動。
$ service httpd start

 rootの場合exitしてユーザーへ戻り、Eclipseをクリーン起動。
$ exit
$ /home/ユーザ名/eclipse/eclipse -clean

 日本語化して起動されるハズ。Eclipse初回起動時に尋ねられるワークスペースの場所は、Apacheで設定したDocumentRootに合わせる。

 次はEclipseの設定です。

 Eclipseの「ヘルプ」から「新規ソフトウェアのインストール」を選び、作業対象ボックスで「Kepler - http://(略)」を選択。

 しばらく待つと下のリストボックスにいろいろ候補が出てくるので、
「プログラミング言語」→「PHP開発ツール(PDT)SDKフィーチャー」をチェックして
「次へ」(javascriptもここでついでに入れると吉)。ライセンス同意して「完了」。eclipse再起動。

 お好みで、Eclipseの「ウィンドウ」から「設定」、左メニューの「一般」→「エディター」→「テキスト・エディター」を選択、中程にある「印刷マージンの表示」にチェックを入れます。

 設定画面左メニューから、「一般」→「コンテンツ・タイプ」→「テキスト」→「PHP コンテンツ・タイプ」を選択します。どのファイル拡張子をPHPとして認識するか設定できるので、「*.html」や「*.htm」を追加しておきます。

 同じく設定画面左メニューから、「PHP」→「PHPサーバー」を選択、リストボックス中の「Default PHP Web Server」を選択して「編集」をクリック。「サーバー」タブの「Local Web Root」にworkspaceのディレクトリを指定します。

 ER図作成のためのプラグインを入れます。

 Eclipseの「ヘルプ」から「新規ソフトウェアのインストール」を選び、サイト入力ボックスに「http://sourceforge.net/projects/ermaster/files/ermaster/」を入力。
 一覧のリストボックスに「ERMaster」が出てくるので、同様にインストールします。インストール中に「ファイルの妥当性がどうの」という警告が出ますが、「続行」をクリックします。

 最後に動作確認をして終了です。