みすゞ その愛 ☆その2 ふうちゃんと西條八十先生☆ | 香川発!ラジオパーソナリティー杉ノ内柚樹のうたとおしゃべりな毎日

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そして、おしゃべりです♪

おはようございます

風は冷たくなってきましたが、太陽の光が気持ちいい朝ですね 
 
昨日の続きですが、30日に行われた金子みすゞの人生を描いた【音楽と言葉「みすゞ その愛」】の公演について書いた記事「みすゞ その愛」の続きで写真をUPしていきます



金子みすゞという女性は、妻であり、母であり、彼女の娘「ふうちゃん」は彼女の宝物でしたBaby



しかし、夫によって遊郭の病をもらい、みすゞの身体をむしばんでゆくのでした。

それでも、ふうちゃんのおしゃべりが、みすゞの心を明るくしていきます。

「南京玉」という詩集を作ることにしたみすゞ。 

そこには、ふうちゃんの、何でもないような、でもいとしくてたまらない言葉が書かれていたのです。


しかし、彼女の心の中にずっといたのは、自分のことをイギリスの美しい詩人”クリスティナ・ロゼッティ”だと言ってくれた、西條八十先生でした。

フランス帰りの先生との再会は、待ちに待ったものでした。

お手紙にすればいくらでも言葉が出るのに、たった一言「お目にかかりたさに、山を越えてまいりました」・・・その一言しか言えないみすゞ・・・。

彼女にとって、この日の出来事は、一生忘れられないものになったに違いありません。

 



ちなみにこの着物は、私にとって思い出の着物で、20代の中頃、初めて自分で誂えた紬です着物
みすゞさんが着ていた着物によく似ていたので、これを使いました。
自分で着付けしてますよ。鏡も見ないで・・・汗









えんぴつ今日の言葉えんぴつ


人にはなんでもないけれど、
それを書いてゆくことは、
私には、何ものにもかへがたい、
たのしさだ。 

 

みすゞさんが書いた「南京玉」の冒頭の言葉で、私はこの部分が大好きです花はんこ
誰かにとっては何でもないことでも、自分にとって楽しさを感じられるものなら、ただそれだけで幸せですよねニコニコ
人は一生幸せが続くはずもないけれど、
一生不幸が続くはずでもない。
みすゞさんは、不幸もあったかもしれないけど、幸せな瞬間が少しでもあったならいいなと願います流れ星





今日も読んで下さり、ありがとうございますにこハート

今日も平和で元気に一日が過ごせますように・・・スマイルくん


Yuki