有孔デザインパネル190609 ゆっくりと陽が昇る沖永良部島ウジジ浜の夜明け。 | ファサードを透過する光と陰の紋様

ファサードを透過する光と陰の紋様

建物の表面を操作するシースルー・スクリーン構造面材
唯一無二のデザインファサードつくり。
光と風をやさしく透過することができる建材を造ります。
有孔+成型されたパネル群と、それらが生み出す光と陰、
透過風景が重量的に「建物のオーラ」を形成します。

 

窓を開けると前夜の天気予報と違って晴れ模様である。


サンライズを観る絶好のチャンスであるために、

灰岩の絶壁や海食洞窟のある浜辺へと車を飛ばす。

 

昨日の奇岩の下部が海水の中に沈み、違った光景を観ることが

できた。


うっすらと空が明るくなり始めて

昨日の引き潮から満ち潮へ海面の高くなってきている。

 

東南アジアの航路になっている空は、行き交う飛行機雲も

赤く染まる。


海の高さは一定ではなく、おもに月の引力によってお1日2回、

ゆるやかに高くなったり低くなったり、規則的に変わってゆく。


月は地球のまわりを24時間50分かけてまわっていますが、

海面はこの動きにあわせて、およそ12時間25分で満潮から満潮へ、

または干潮から干潮へ、高さが変わる。


もっとも満ち引きが大きくなるときを大潮と呼び、

月の動きに太陽の動きがかさなって、潮の満ち引きの大きさが決まる。


月の引力によっておき、月に面した海はいつも満ち潮。
その反対側は月の引力の影響は弱いのですが、

地球の自転の遠心力などにより、こちらも満ち潮になる。