メトライブビューイングにて
新作オペラ「めぐりあう時間たち」を鑑賞。
ケヴィン・プッツ《めぐりあう時間たち》 | 演目紹介 | METライブビューイング:オペラ | 松竹 (shochiku.co.jp)
かつて映画版を鑑賞した際に、
とても印象に残っていた作品だったので、
新作オペラとかにあまり手を出さない私が、
重い腰をあげて一人で出向きました。
映画もそうでしたが、
相当な予備知識がないとほとんどついていけない世界観なんですが。
私は実はかなり映画が気に入って、
その後結構周辺のこと検索しまくっていたので。
非常に楽しめました。
幕間のインタビュー映像でもスタッフの誰かが発言していましたが、
オペラだと重唱という形で、
異なる空間の登場人を同時並行的に登場させることができるので。
ある意味映画よりもわかりやすいことすらあったし。
音楽的に美しくハーモニーを重ねたり絡ませたりすることで、
この物語の難解で複雑な3つの異空間の妙な調和がより美しく感じられた気がします。
なんでもルネ・フレミングの熱い思いで制作された作品とのことですが、
彼女も映画に心を奪われた一人なのでしょう。
一部の妙齢の女性(私とか)には、
妙に刺さるタイプの作品だと。
感じます。
ちなみにインタビュー映像で見たら、
作曲者のケヴィン・プッツさん。
かなりカッコイイひとでした。
ちょっとダニエル・デイ・ルイスに似てた
2月9日(木)まで、
メト・ライブビューイング上映映画館で上映中です。