今日は久々に韓国ドラマのことを。
熱血弁護士の爽快なドラマです。
主人公を演じるパク・シニャンさんはとても人気のある、
いわゆる演技派の俳優さんだそうです。
私はこのドラマで初めてみたのですが、
確かに魅力的な俳優さんです。
アクションもこなすし、
血の通ったパワー全開の主人公の魅力が画面から溢れんばかりです。
目が離せないという感じで、
二枚目ではないのもまた「味」なんですね。
この主人公は施設出身の恵まれない育ちですが、
ズバぬけた頭脳で検事になったという設定です。
とても有能で大活躍するのですが、
有能過ぎて失脚させられたというところから物語が始まります。
周りをかためるキャラもとても面白い人物ばかりなのですが、
今回は二人紹介します。
主人公の後輩検事
同じく後輩の弁護士にて元妻
この二人のキャラがなかなかいいのですよ。
簡単に言うとこの二人は主人公から教育を受けて、
熱い遺伝子を持っているんです。
「正義感」に燃える遺伝子ですね。
でも主人公と違うのは二人とも育ちがいいのですね。
検事長の息子と、
韓国一の法律事務所のボスの娘という、
根っからのエリートなのです。
そして二人ともその自慢の親が、
悪に手を染めているのです。
主人公が戦う巨悪の中枢に、
親が関わっているのです。
だから主人公みたいに、
身軽に立ち回れない。
正義感としがらみの間で深く葛藤し、
時に主人公が味方になり、
敵になり・・・
揺れ動くんです。
主人公は貧しい生まれで、
ある意味最初から失うものがないとも言えます。
だからとんでもなく破天荒で、
正義のためだったら何でもやってしまう型破りなヒーローです。
このドラマの魅力は、
まさにその爽快感にあるのですね。
そして彩として主人公を際立てているのが、
エリート二人なんですけど、
面白いのが多分エリート二人は主人公のことが心底羨ましいのだと思うのですね。
なんのしがらみもなく、
信念に向かって突っ走ることができる。
誰もがうらやむような立派な家柄や、
財産や人脈・・・・
そういうものが足かせとなり、
好きに生きることができないばかりか、
罪悪感にまでさいなまれる。
対比的なキャラクターとして描かれつつも、
この３者は深い絆で結びついてたりする。
このあたりの心理戦が、
大人が楽しめるドラマの深みとしてピリリといいスパイスになっています。
特に女性目線で見た時に、
元妻の心情は切ないです。
彼女は根っから惚れてるんですね。
主人公の魅力を知り尽くしていて、
心酔してるんですよ。
でも親とのしがらみで、
添い遂げられないし、
気持ちすら隠さざるを得ないんです。
主人公がカッコよければよいほどに、
彼女は苦しんでいくのですね。
そのあたりも大きな見どころですね。
韓国で大ヒットしたそうで、
第二弾も作られるそうです。
全２０回のところ１６話までみた私の感想ですが、
私も第二弾非常に楽しみですね。
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