数日前にネットニュースで見ました。

 

韓国の自殺率の高さは今までにも報道されていますね。

 

 

ニュースのリンクですダウン

「痛みなく100%確実に死ねます!」自殺キットまで出回る“自殺大国”韓国の末期度

http://news.livedoor.com/article/detail/12787856/

 

 

日本よりも韓国の方が自殺率が高い。

 

このことを知ったのは随分前のことですが、

「日本の閉塞感は世界的にみても異常」

なんて悲劇のヒロイン気分で嘆いていたので、

もっと上がいるなんて・・・

 

不謹慎にもそんな感想をもちました。

 

 

平たく言えばこれより酷いってそんなのアリ!?

 

 

今回の記事周辺のニュースにもざっと目を通しましたが、

労働時間も日本より長いそうです。

 

今までにもさんざん韓国ドラマをネタにしてきておりますが、

今「ミセン」というドラマもみてるところなんですね。

 

 

 

 

少し前に大ヒットした「半沢直樹」のように、

サラリーマンの悲哀に対してど真ん中ズドーンと打ち抜いてくるドラマです。

 

もちろんその業界なり立場なりになってみないことには、

どこまでがリアルなんだかはわかりません。

 

作り話だったり誇張されている部分だってあることでしょう。

 

 

でも本気で働くことの辛さなり、やり切れなさだったり、

理不尽なことだったり、そんなに的外れではない現実があるのだと思います。

 

それが自殺率なんかと無縁ではないはずです。

 

もちろん韓国や日本だけが苦しんでいるわけではないと思います。

 

ハリウッド映画にだってそういう題材の作品ありますよね。

 

しかし私が「ミセン」をみていて一つ気になったことがあります。

 

 

正確にいうと「ミセン」に限らず、

韓国のドラマをみていて感じる「儒教思想」のことです。

 

 

 

もともと儒教とは孔子の思想ですから中国から発祥したもので、

東アジアに広まっており、

日本では学問として受容されています。

 

 

しかし韓国では、

というより朝鮮ではというのがこの場合は正しいのだと思われますが、

学問としてより文化として生活の中に根付いているということです。

 

 

私は全く専門家ではないので、

この辺のことは調べたり読んだりした知識と、

ドラマなどで接した感触的なことで書いています。

 

 

なにが言いたいかと言いますと、

儒教の教えの「長幼の序」のことです。

 

 

平たく言えば、

人間を直列に年齢によってその価値のあり方で判断しようとする、

そういう文化のことです。

 

 
「目上のものを敬う」日本でもこの精神は生きています。
私はこれはとても素晴らしい文化だと思っています。
 
 
しかし「ミセン」なんかを見ていて思うのは、
この文化が行き過ぎてしまって、
醜い弊害を巻き起こしている現実です。
 
 
本当に「現実」なのでしょうか?
どうやらあながち絵空事ではないようなのです。
 
 
「ミセン」の中には先輩だから、
上司だから、
年長だから・・・
そういう序列意識を逆手に取った嫌がらせエピソードがこれでもかと出てきます。
 
 
本来はそんな教えではないとは思います。
 
しかしモラルを説くはずの「規律」が、
時空を超えて閉塞感を生み出す元凶になってしまう。
 
 
「ミセン」は胸が熱くなる面白いドラマですよ。

 

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