何年か前に「NINE」を映画館にみに行きました。

 

昔ほど映画も見なくなってきてますが、

それでも絶対見なければと思う映画は、

ロードショー上映を観に行きます。

今でもそうです。

 

 

この映画でダニエル・ディ・ルイスを久しぶりにみて、

もうお爺さんなんだけど、

相変わらずカッコイイナって思ってたわけです。

 

おじいさんだけどイタリアンファッションの着こなしは完璧。

日本人とは別次元の生き物だわって思いました。

 

私の世代は「存在の耐えられない軽さ」に衝撃を受けた世代。

ダニエル・ディ・ルイスは昔からいいイメージしかないですよ。

一時期映画から遠ざかって靴職人になってしまうあたりも、

なんというか筋が通っているというか、

繊細かつ聡明な人柄を象徴している印象でした。

 

 

ストイックな役作りで知られ、

アカデミー賞いっぱい持ってて、

2014年にはナイトの称号までもらってるんですからね。

完璧なプロフィールだし、

当然大好きですよ。

 

 

 

ちょっと話は変わって、

先日イザベル・アジャーニの「殺意の夏」をみたんです。

 

 

 

アジャーニもフランスものも、

苦手分野なのに、

この映画にはなぜか縁があって、

何度も見ています。

 

それでイザベル・アジャーニのプロフィールなんかを眺めていたんです。

昔からあまりいいイメージがない女優さん。

 

最近のニュースはダニエル・ディ・ルイスとの間の息子さんがモデルデビューしたらしい。

そこでダニエルさんのお名前が出てきたので、

オッとなりいろいろ調べたんです。

 

 

ジュリアン・ムーアをエスコートする ガブリエル=ケイン・デイ=ルイス

アップジュリアン・ムーアをエスコートする
ガブリエル=ケイン・デイ=ルイス

シャネルの2015年秋冬オートクチュールコレクションより

  

お二人は結婚はされてないのですね。

というよりダニエルさん結婚してくれなかったんですね。

 

あくまで下世話なネット上の情報でしかありませんが、

私が調べたことをご紹介します。

 

もともとスクリーンでアジャーニの「カミーユ・クローデル」をみて、

その美しさと才能に魅了されたダニエルが、

フランスに飛んでいって口説いたそうです。

そしてお付き合いするも、

アジャーニさんは結構重い女性らしく、

数年で捨てられてしまう。

アジャーニさんは相当傷ついたようです。

 

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苦労して立ち直って「王妃マルゴ」でようやく復活したら、

またその魅力にダニエルが復縁を迫ってくるんです。

  

 

アジャーニさんにしてみれば、

思いが残ってるのを無理やり封じ込めていたわけですから、

当然復活愛。

女心としては十分理解できることですよ。

 

 

そして妊娠。

ところが出産直前にまた捨てられ、

さらにダニエルさんは直後に他の女性と結婚してしまう。 


養育費も認知もなし。

失意のアジャーニさん、

ダニエルの悪口を書いたFAXをあちこち送りまくるという奇行に走ったそうです。

このエピソードはあちこちで書かれていました。


でも無理もないと思います。

そりゃあ気も狂うでしょうよゲッソリ

 

後に裁判で、

認知と養育費をゲットしたみたいです。

 

もちろんゴシップネタなんてどこまでが本当かわかりませんし、

ましてや男女のことなんて他人にはうかがい知れない事情があることでしょう。

 

でもいろいろ差し引いても酷くないですか?

 

ダニエルさんの魅力・功績十分理解できますけど、

人としてどうなんだろう。

 

過去のことだし、

今は知らないけど。

 

私は大いに失望しましたよ。

 

アジャーニさんどちらかといえば、

わがままでいやな女優という印象でした。

 

若かりし頃、

一度断った役を他の女優が演じているのみて奪い返したとか、

とにかくそういうエピソードを「ロードショー」とか、

「スクリーン」なんて雑誌でよく見かけてました。

 

でもこんな仕打ちにあってもたくましく生きていたんですね。

プロフィールを見る限り、

独身のまま61歳になられています。

 

フランスというお国がらもあるので一概には言えませんが、

アジャーニさん自身は若かりし頃結婚を熱望してたようなことも語られています。

 

類まれな美貌で魔性の女みたいにさんざん言われてましたけど。

でも夢が叶わなかったのかな?

 

 


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