先日Eテレのスイッチインタビューという番組で、

初めて増田セバスチャンなる方を知りました。

 

この番組かなり好きなのですラブラブ

 

歌手の平井堅氏とスイッチインタビューしていたのですが、

かな~りインパクトがあるというか、興味深いお方でした。

 

知らない方がほとんどではないかと思うのですが(失礼だけど・・・)、

増田セバスチャンさんはきゃりーぱみゅぱみゅさんのアートデイレクターとして

有名な方なのだそうです音譜音譜

 

きゃりーさんの世界観がそのまま氏の世界観と考えていいいみたいです。

あのカラフルで独特のガーリー感リボンリボン

スゴイ個性であります。

 

もともと氏は原宿で自分の世界観を具現化したお店「6%ドキドキ」というのを経営しており、

その店のお客だったのがきゃりーさんだったことから、今に至っているそうです。

 

このセバスチャン氏、

ご自身の風貌もやはり独特でした爆  笑

 

そしてここからが本題ですが、

そんなカラフルでポップでガーリーな、

夢の世界をプロデュースしているとは到底想像がつかない、

ものすごい闇を抱えたお方らしいのですあせる

そのギャップがなんというか、不思議というかシュールというか、

ものすごく心を揺さぶられました。

 

詳しいことは「復讐カッター」という自伝(?)に書いてあるそうです。

私はまだ読んでいませんが、読みたいリストには入れました。

平井堅さんは読んでてヒリヒリしたと表現されていました。

 

簡単にいうとお父様が暴力、お母様が育児放棄という生い立ちとのことです。

 

そんな氏は原宿の自分の城では自分の中で「かっこいいもの」を作り、

提供していると自負していたそうです。

さぞやかっこいい人達が集まってくれるのだろう。

そう思っていたのだそうです。

リア充(古い?)とかそういものを恐らく想定していたのでしょうかねはてなマーク

でも蓋を開けてみたら、

そのお店に集まる女の子はなぜか闇のある孤独な子たちばっかりだったというのです。

なぜかっこいいものなのに、

こんなに闇のある人ばかり集まってくるのだろう?

同族嫌悪してたといいます。

 

平井堅氏が問いかけていました。

今では復讐リストを見返せるまでの人物に大成した。

だから闇はもう捨てたら楽になれるのでは?

普通の幸せを求めたらいいのでは?

 

セバスチャン氏の回答が非常に深いのです。

同族嫌悪していたけど、冷静になって考えると、

今の自分があるのは苦しんでいる人達が、

自分を押し出してくれたからだと気が付いた。

自分だけ卒業して違う立ち位置にいってしまったら、

その人達のことを裏切ることになる。

 

うーん。

優しい人なのでしょうね。

でも切なくないですか?

普通の幸せ求めていいと思うのですけど。

 

でもセバスチャン氏に悲壮感は全くありませんでした。

どちらかといえば恵まれた家庭に育って、

それを背景に好きなことやってるぐらいな空気感さえあるのです。

 

恐るべし増田セバスチャンキラキラキラキラ

 

正直私には全く興味のない世界観ではありますが、

(私はたいした闇を抱えていないのかも・・・)

本当に人ってわからないし、

みんな一生懸命生きてるんだなってパワーはたくさんもらいました。

 

「復讐カッター」興味がある方は読んでみてはいかがでしょう。

私もまずはお得意の図書館で検索しますよ爆  笑

 

 


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