毎週録画してみている「らららクラッシック」音譜

 
土曜の夜9時半からEテレで放送している、
気軽に楽しめるクラシック音楽番組です。
 
 
ご飯食べながら今回の分を再生すると、
テーマはブルックナーの交響曲第4番ロマンチックだとのこと。
 
一瞬削除しようかなと思いましたダウン
ブルックナーはあまり馴染みがないし、
苦手意識があるのですショボーン
マーラーとかもそう。
 
しかしゲストが脳科学者の茂木健一郎氏ということで観始めました。
 
茂木健一郎さんがクラシック音楽に造詣が深いことは、
文章とか、動画などで結構見知っていて、
脳科学的な観点から繰り出される独自の解説にいつも魅了されていたのです。
 
ところがいざ観始めてみると、
茂木氏が語り出す前の導入部分で既に、
引き込まれ、思わず見入ってしまいました音譜音譜
 
 
正直最近はこの番組に半ば飽きていたんですけど、
久々に面白い回でした口笛
 
まずは嫌いな作曲家の統計の紹介があり、
最新のものは一位ブルックナー、
二位武満徹、
三位ワーグナーだそうです。
 
私のハートは釘づけ恋の矢
ブルックナーがとっつきづらいって普通に当たり前のことだったんだガーン
 
一位のブルックナーは定番との解説。
やっぱりね、そうなのねびっくり
みんな感じてたのねびっくり
 
ワーグナーのオペラで実はいつも寝てしまうんですってのは言えても、
ブルックナーとかマーラーは言ってはいけないんじゃないかと、
勝手に思い込んでいたのですあせる
 
 
 
ここで茂木氏の発言。
「脳科学的には嫌いは無関心より好きに近い。
なにかのキッカケで大好きになる。」
 
これは自分の経験上思い当たることが結構あるし、
薄々感じていた事なんだけど
改めて脳科学的な解説をしてもらうと、
偉く納得してしまいますよね目
 
 
さらにはブルックナーが、
変人と言われながらも、
不屈の精神で交響曲を書きあげた経緯が詳しく説明され、
その事に関してまたもや茂木氏から、
「欠点と長所は表裏一体」、
「周りから理解されなくても最後までやり遂げる者が最後に勝つ」、
「そういう強い信念のことをグリットと呼んでいて、
脳科学の世界で今流行りの考え方」
などのコメントがありました。
 
 
ブルックナーの壮大な交響曲を聴きながら、
いろいろ思いが巡ります。
 
やはり人間どこまでいっても、
自分で考え、
自分で納得し、
信念を持って行動しなくてはいけないんだな〜とかキラキラ
 
 
他人にどう思われるかとか、
人様に迷惑をかけないかとか、
一生懸命自分のためにアドバイスしてくれてるんだから期待に応えなきゃとか・・・
狭い地球上で集団活動している以上、
そういう他者の意見に目を向けることはとても大事なことではあるでしょう。
 
 
でも誰も他人の人生に責任なんて持てないし、
自分の人生背負うのは自分一人。
 
身内ともなればさらにややこしいぐすん
 
夫婦とか家族とかを運命共同体だと過信しすぎると、
四本の足で歩いていたはずが、
二人三脚の要領でふらついたり、
転んだり、
大怪我なんて事態を招くようにもなってしまうあせるあせる
 
 
人と人との距離感て本当に難しいですよねショボーン
 
どうしたって分かり合えないタイミングてのもある。
 
そんな時は離れるしかない。
 
時間にしか解決できないことがいかに多いか、
大人になると身に沁みます汗
 
 
どんなに愛おしくても、
くっつきすぎて同化してしまっては、
自立した大人として機能することができないのです。
 
寄り添うくらいがちょうどいいラブ
 
さんざん解説されても、
ブルックナーが好きになるキッカケはまだ私には訪れませんでしたが、
ロマンチックという割にはあまりに重厚にも思える交響曲の調べに、
私の思考も飛躍したみたいでしたウインク
 


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