ひと昔前は結婚ってゴールだって思われていた節がありますよね。
特に女性には。
私の世代なんかでも寿退社という言葉がまだありましたし、
結婚して花束もらって去っていくというのがステータスなのだっ
ていう文化は残っていました。
今思うと嘘みたいですよね。
今の女性は結婚がゴールじゃないことを知り抜いています。
望まなくたって情報が押し寄せてくるこのご時世
私もこうやってDVとかマイナスの情報発信してますしね(笑)
結婚したら専業主婦になりたいという女性が増えている
という統計もよく目にしますが、
それは多分昔も今も変わらず、
やはり生きていくことが大変、
もっと端的にいうと働きたくないから・・・ってのが率直なところですよね
(そしてそう思うのは女性だけではないですよね)
夫婦二人でお金を稼ぐことも、家事も、子育ても、介護も、
シェアしあってってのが理想のように語られています
でももちろんそれは理想であって現実的には、
十分にそういう環境や制度が整ってるとはいいがたいし、
そんなに仲良くうまいことヤリクリできるもんではありませんよね
外では我慢していい顔でいい人やっても、家では時に自我がぶつかりあって、
喧嘩や場合によっては、モラハラ、DVなんてことになってしまうこともある。
私たち夫婦もいろんな不幸が重なり、
DVという問題にまで発展し、さんざん苦しみつつも
結構それをネタに二人で大爆笑なんていうことがありました
端からみたらブラックすぎる結婚生活でしたが、
結婚という制度が不幸とは一度も思いませんでした
(誤解しないでくださいね。
あくまで結婚という制度自体がイヤとは思わなかったということですからね。
一応念のため)
会社で若い子から
「結婚っていいものですか?って聞かれて、いいものだよって偉そうに答えちゃった
本当はDV夫の妻なのにね」って夫に報告して二人で大爆笑なんてこともありましたよ
笑っちゃいけないところなんでしょうね普通はね
結婚って・・・
人が幸せになるための
プラスの要素をたくさん詰め込んでいくための器を手にいれることではないかと思うのです。
ハッピーとか安定とか安心とか癒しとか絆とか、
そういうものを少しずつたくさん入れていく。
そうやって豊かになっていくと共に荷物は重くなっていく。
その重さに倒れてしまうこともあれば、
不幸なことに、嫉妬や、恨みや、侮辱や、不信や、
そういうマイナスなものを誤って入れてしまうこともある。
腐ったリンゴとか(古い)がん細胞みたく
ほんの小さな悪い箇所がどんどん周りに侵食していってしまうこともある。
悪い部分を取り出すか、
器を捨ててしまうのか、はたまた新しい器を手に入れるのか、
それは人それぞれ。
でも器がないと多くのものを手に入れることはできないよね
自分一人の二つの手だけではほんのちょっとしか持てないもん。
私なんて手小っちゃいしね(笑)